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水無月のあかり

6月も終わろうとしていますが、今シーズンのホタル撮影の成果を綴っておきます。今年も福井県 永平寺町 吉野地区で撮影。

yosino hotaru 2017 0101 

6/11日撮影分より。ここ十年来の気象データと比べても今年の北陸の梅雨入りは遅く、6月前半は特に夜間の気温が上がりにくい状態が続いていたと思います。気温が上がらないことに加えて月齢も満月近くであったため、撮影に出かけるには条件が整っていないと判断していたのですが、SNSなんかで情報を見ていると毎年の観察会が今年は週末6/9から三日間行われているとのことで、出向くことにしました。が、当日はやはり乱舞という程の飛翔を拝むには至りませんでした。


yosino hotaru 2017 0102 

【α7sLA-EA3SAL1635ZA,  f2.8, 13,  ISO3200, 16m 

観察会参加者の行き先を眺めていると、吉野地区の田園内の橋を西に進み、エイトシステム開発センターに向かう道路沿いで観察をしている様子。これまでこちらのポイントを訪れることはありませんでしたが、林に沿って外周を流れる小川にホタルが集まっているのを見ることが出来ました。


yosino hotaru 2017 0103 

【α7sLA-EA3SAL1635ZA,  f2.8, 20,  ISO800, 17m 


yosino hotaru 2017 0104

【α7sLA-EA3SAL1635ZA,  f4, 10,  ISO2000, 20m, PRO1D PRO SOFTON[A](W)

天気が良ければ星景で撮りたいと思っていたので、この日は広角メインの使用。ただし夜半近くには既に月が南中にあるので、去年みたいに天の川を始め、たくさんの星と一緒に撮るのは無理でした。


yosino hotaru 2017 0105

【α7sLA-EA3SAL1635ZA,  f4, 20,  ISO2000, 16mPRO1D PRO SOFTON[A](W)

5月の星撮りからのフィードバックで。ホタルと春の大三角。

木星が、おとめ座のスピカ(三角形の左下)から結構遠ざかったのが確認出来ます。画角に収めるのに四苦八苦しましたが、星と絡めるならやっぱり魚眼はあった方が良さそうですね。


yosino hotaru 2017 0106

【α7sLA-EA3SAL1635ZA,  f2.8, 20,  ISO1600, 16m, PRO1D PRO SOFTON[A](W)

寒くて全く動いてくれないホタル。ソフトフィルターを付けた状態でホタルメインで撮ってみると、光がにじみ出て結構存在感を強調することが出来るようです。そういえば、そんな話もどっかで読みかじったことがあったっけ。


yosino hotaru 2017 0200

【α7sLA-EA3SAL70300G,  f5, 8,  ISO800, 120m, PRO1D PRO SOFTON[A](W) , 明合成 

そんなわけで、仕切り直しで撮影に向かった次の休みの日の6/17の撮影分から。この日は空に薄雲の張った状態で気温もそこそこ上がってくれたので、ソフトフィルターの効果をホタルに向けて楽しんでみようという趣旨で望遠メインに切り替えて撮影。背景が少しぼやけてしまうデメリットとトレードオフする形ですが、去年まで撮影した分と違って中々撮っていて楽しい。


yosino hotaru 2017 0201

【α7sLA-EA3SAL70300G,  f5.6, 8,  ISO800, 150m, PRO1D PRO SOFTON[A](W) , 明合成   

5枚程を、目いっぱい明合成で盛っています。北側に向けての撮影は、車道を行き交う自動車のライトで頻繁に撮影中断を余儀なくされます。去年までの経験を活かし、10秒以下の露光で運よく交通が途絶えた時を狙って撮影データを集めていきました。


yosino hotaru 2017 0202

【α7sLA-EA3SAL70300G,  f4.5, 10,  ISO3200, 85m, PRO1D PRO SOFTON[A](W)  

南方向に向けて。遊歩道を散策する人物と合わせるなら、こちら向きの撮影が良さそう。ただ、こちらも吉野小学校に駐車する車のヘッドライトで撮影しづらい時が多々あるかも。


yosino hotaru 2017 0203

【α7sLA-EA3SAL70300G,  f5.6, 8,  ISO1250, 200m, PRO1D PRO SOFTON[A](W)  

他社の機種では、暗所でもピント合わせを容易にするシステムがあるようですが、そういう便利なものはα7sには付いていないので、ピント拡大機能を利用して飛んでいるホタルもなるべくたくさん合ってそうなところに向けて勘で調節してシャッターを切っていきました。


yosino hotaru 2017 0204 

【α7sLA-EA3SAL70300G,  f5.6, 15,  ISO1250, 150m, PRO1D PRO SOFTON[A](W)  


yosino hotaru 2017 0205

【α7sLA-EA3SAL1635ZA,  f4, 30,  ISO3200, 16m, PRO1D PRO SOFTON[A](W)  

ホタルって川に沿って移動するから、川の構図配置と撮影結果が直結するなぁ…とか思いながら撮影。そういえば、対面する形で向こうからAF補助光が飛んで来たりやフラッシュも焚いているようだったので、結果を出すのに中々苦労した。ポートレート撮影でもやっていたんだろうか。


yosino hotaru 2017 0206 

【α7sLA-EA3SAL70300G, f4.5, 30,  ISO3200, 70m, PRO1D PRO SOFTON[A](W)  

手が届きそうなところですぐそばをホタルが行き交う、この貴重な環境。「ホタルの里」を記す看板にも、鑑賞上の注意とかもっと目につくように掲示した方がいいのかも。


yosino hotaru 2017 0208

【α7sLA-EA3SAL70300G,  f5.6, 30,  ISO6400, 200m

帰り際に、俯瞰でもう一枚だけ。


5月に練習してそれなりに扱えるようになったタイムラプスの技術は、結局のところホタルとは別に外部から入ってくる自動車のライトやカメラのフラッシュなんかを避けるために使用する出番はなく、必要に応じて露光時間をその場で変更する必要がありました。ホタルのピークに合わせて観察会が開かれるという分けでもなさそうでだし交通規制も敷かれるわけではないので、これは仕方無いのかな。


今年は撮影条件にはあんまり恵まれなかったけど、撮影技法にレパートリーが増えたのでこれをまた活かして。来年は、スタートレイルとホタルの光を合わせた撮影に挑戦したいかも。










 
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