2016 京の紅葉紀行 其の一

2016年 11月最終週に回ってきた、京都の紅葉撮影分をまとめて綴っておきます。

■ 厭離庵
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【α7s+LA-EA3+SAL1635Z,  f/4, 1/80,  ISO1250, 16mm】

2016 enrian03 
【NEX-5R+MC-11+sigma 18-35 F1.8,  f/3.5, 1/800,  ISO800, 26 (39)mm】

2016 enrian04 
【NEX-5R+MC-11+sigma 18-35 F1.8,  f/1.8, 1/500,  ISO500, 28 (42)mm】

2016 enrian05 
【α7s+LA-EA3+SAL1635Z,  f/4, 1/200,  ISO1250, 17mm】

京都市内の模型展示会へ作品をセット後、観覧と模型仲間との交流もひと段落して奥嵯峨へ。嵐電の嵐山駅から徒歩20分で閉門間際の厭離庵(えんりあん)を訪れ撮影してみました。ここ、ずっと「おんりあん」かと勘違いして読んでた…。

百人一首の選者 定家の別荘でもあったこちらの庵、一度の荒廃後に子孫の冷泉家によって復興された経緯をもつ現 尼寺です。深紅の紅葉で有名ですが、かつて西京住まいにも関わらず今回が初来訪でした。晩秋ほど近いこのタイミングで、視界に一杯の敷紅葉は確かに一見の価値があります。

天まで赤い紅葉で覆われているので、コンディションは暗め。二尊院くらいまでは観光客でごった返していましたが、こちらは境内はこじんまりしていても比較的落ち着いている感じ。人の途切れを待って撮影することも一応可能でした。祇王寺も合わせて行きたかったところだけれど、今回はパス。

■ 平野屋

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【NEX-6++MB_SPA_E_BM1 (metabones)+SAL70300G, ND, 1/25,  ISO800, ND】

2016 hiranoya04
【α7s+LA-EA3+SAL1635Z,  f/4.5, 1/30,  ISO1600, 35mm】

2016 hiranoya5
【α7s+LA-EA3+SAL1635Z,  f/5, 1/25,  ISO6400, 35mm】

2016 hiranoya06 
【α7s+LA-EA3+SAL1635Z,  f/2.8, 1/50,  ISO6400, 22mm】

2016 hiranoya07
【α7s+LA-EA3+SAL1635Z,  f/3.5, 1/80,  ISO6400, 35mm】

奥嵯峨 鳥居本にある鮎茶屋 平野屋さん撮影分から。先の厭離庵からは歩いてさらに15分程になります。ここも何度か訪れた場所、子供の頃に家族で夕食をしたことも思いだすところです。

想定していたのと違い紅葉は一足早く散ってしまっていましたが、店敷地には少し残っており苔茅葺屋根を美しく彩っていました。上方からの撮影は、清滝方向へ進んで上を走ってる車道脇から位置取る必要がありました。愛宕・化野の念仏寺と合わせて、また今度撮影する楽しみをとっておこうかと思います。

■天授庵
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【α7s+LA-EA3+SAL70300G,  f/5.6, 1/80,  ISO1250, 100mm】

2016 tenzyuan02
【α7s+LA-EA3+SAL70300G,  f/5.6, 1/80,  ISO400, 120mm】

2016 tenzyuan03
【α7s+LA-EA3+SAL70300G,  f/5.6, 1/60,  ISO400, 100mm】

2016 tenzyuan04
【α7s+LA-EA3+SAL70300G,  f/8, 1/30,  ISO1000, 70mm】


南禅寺天授庵は去年の記事でも掲載しましたが、鯉と紅葉を撮ってみたいと思い再訪。京都紅葉でも色づきの早い方の南禅寺では、天授庵の枯山水である東園はすでに落葉。書院南庭の回遊式庭園を中心に回りました。

方丈への立ち入りは、去年までとは異なり入り口ですでに制限を受けるようになっていました。このため、定番のアングルについては望遠を使用することに。持ってて良かった、SAL70300G。

雨にもかかわらず、有名寺院はさすがに人出が多い。方丈の廊下を土足で上がり込んでる異国の人を尻目に、譲り譲られで庭を進む。そんなこんなで、なんとか撮れた一枚。このあと永観堂にも足を運ぶものの、門前の殺人的な人口密度に撮影をキャンセルするのでした。


そんな喧噪を離れて、京都紅葉の撮影分は 竹の寺 地蔵院の分を次回掲載していきます。


 
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CIRCLE OF THE MOON


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2015年 9月27日。 今年の仲秋の名月は、満月のひとつ前。
夏の花火の撮影をきっかけに、マニュアル撮影にも少しずつ触れるようになってきたので調整しながら撮ってみました。

tyusyu 2015 03
近くで咲いていた彼岸花と。 手近なライトを持っていなかったので、そばを走る車のライトを頼りに明るくなったところを撮影。

tyusyu 2015 02
なかなか、雲の晴れるタイミングが訪れないものの、柔らかい光もまたこれはこれで…。

izayoi 2015 01
翌28日は、フルムーン。季語では、寄り満月とも。あいにくのお天気でしたが、せっかくなので翳ってる雰囲気を上手く捉えられるように試行錯誤を。

izayoi 2015 03
月は水面に、秋の揺蕩う。

izayoi 2015 04
場所を移して、往年の名作タイトル「悪魔城 ドラキュラ」、みたいな。 

西に日暮れて東に五光

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9/21夕方より滋賀から京都に戻った折、催されていた京都でのライトアップの見物の記録。
シルバーウィーク期間中、京都文化祭典2015の一環イベントとして行われた「未来への光~天空のライトアップ~」。
東山「観光・交通・環境」協力会議 10周年記念事業として期間限定で、東山一帯から京都の夜空を照らし出す、試みがなされていました。

tennkuu no hikari07
東山一帯の概観(googleより引用·改変)。4つの寺院と東山区役所を合わせた、計五つの場所より五色のライトアップが点灯。
当初は告知のポスターにあるものと同じ構図が撮りたくて、丸山公園~大谷付近(青実線囲み)をあてにして場所を探していました。しかしながら、付近の寺院も閉門しており高さを稼ぐことが出来ず。

安養寺などから将軍塚まで登れば見晴らしよく撮影できたと思われますが、この日は暗い山道を安全に登っていけるだけの装備を持たなかったのでやめておくことにしました。

地図中、星で記した箇所より各色に対応したライトアップが点灯されていました。

tennkuu no hikari02
丸山公園付近からでは撮影がままならなかったので、そのまま「ねねの道」を通って高台寺へ。こちらからは、緑の光が空へ伸びていました。

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高台寺付近、石塀小路の入り口より。肉眼で見ている範囲では2~3本見えるのがやっと。
ライトアップも距離とともに明るさを減衰させているので、掲出されたポスターのイメージほど実際には明るく見えない様子。

tennkuu no hikari03re
よく見ると、撮影した画像中でも辛うじて5本全ての光線が確認できます。

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高くて見晴らしのいい場所なら…、ということで清水寺も夜参りで行ってきました。拝観料400円が別途かかります。

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清水寺の発光源。間近だと白色光として確認できます。

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清水の舞台を通過して、定番のアングルから。ここで幾度となく清水寺 慈悲の光を見てきましたが、今回は高台寺からの緑色の光線がはっきりとみて取れました。その他3本については、目を凝らしても見えない様子。

SNS上でもUPされている写真を見てみますと、東山地区の西境界(五条大橋の橋詰め付近を含む、地図中赤点線付近)、以西辺りの方が5本の光線としてよく観測できたようです。目視では結構見にくいので、綺麗に撮影してやるには三脚を使った露光撮影が欠かせないかと。

記念事業として期間限定で催されたイベントなので、再度の開催があるかは現時点で未定ですが、また是非違った場所からも古都・京都の夜空を仰ぎ見たいところです。

 

西方、浄土見る、彼岸花。

先の近江堀まつりの翌日、9/21に彼岸花を求めて湖西を訪れて写真から何点か。
この日は午後から、京都方面から新快速に乗って近江今津で下車、ブラブラ歩きながらこの群生しているという彼岸花を探しに。

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道中、真宗大谷派の浄立寺の元住職さんに呼び止められ、お寺にお邪魔させて頂いたり…。
元は建長7年(西暦1255年)から続く由緒正しい寺院。現住職さんは北陸にもゆかりがあるようで、楽しくお話をさえて頂きました。
周りの雑草の掃除の中、彼岸花は残して景観を保たれておられたようでした。

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一通りの田園風景を堪能して、湖西の岸辺に彼岸花を求める。
西方浄土の岸辺の、赤彼岸。

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お寺で頂いた情報によると、その日の新聞にも当地高島の彼岸花の記事が賑わせていたとのこと。近江今津駅まで引き返して、ほんの少し南に下り、天川の川辺までやってきました。

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天川に咲く、白彼岸。 ガードレール横の区画に敷き詰められた無数の彼岸花が川面に反射する西日に照らされて、ゆるく懐かしい光景を現出していました。

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これだけの数の白彼岸は、見たことなかったかも。
白といえば、湖西は白髭神社も有名。今回の予定でも行くつもりでありながら行きそびれてしまいましたが、旅の途中の不意の出会い、それもまた醍醐味。
 

近江八幡 堀まつり

先日シルバーウィーク中9/20に訪れた、近江八幡は堀まつりの様子を紹介。

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毎年9月の連休、土日に合わせて行われる近江八幡堀まつり。2500余本の明かりが、八幡堀り一帯を情緒豊かに照らし出します。出店他、コンサートやスタンプラリーなど催し物も多く、近くの八幡山ロープウェーからの夜景も楽しむことができます。
詳細は、以下あたりを参照。

近江八幡観光物産協会

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会場へのアクセスは、JR近江八幡駅より近江鉄道バス 6番長命寺線(時刻表はこちら)乗り換え。
徒歩の場合は、駅前大通りに沿って移動するのが分かりやすいと思います。会場まで約30分。お祭りの終了後は、駅に向かうバスが無いので注意。
関西圏からなら、割と日帰りでも楽しめそうです。


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八幡堀へは「大杉町八幡山ロープウェイ口」停留所ということですが、堀まつりへの参加はひとつ前の「新町」(地図中0番)で降りると、会場入り口からライトアップを楽しめます。以下、堀まつりの様子を、撮影した場所を番号で付して掲載します。

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1: 会場入り口付近の吊るし灯。記事最初の画像も、こちらよりの撮影。

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2: 会場を彩る、和傘のオブジェ。 赤と青のコントラストが映える。

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3: 会場ではライブパフォーマンスも。大勢の方が聴き入っていました。

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明治橋やまとく さんの店前より。

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4:レストラン喜兵衛の店前より。こちらの付近でも、ライブが開催されていました。
会場全体の人の入りは、混雑を極めるというほどでもありませんが、地元の人もたくさん訪れているようでかなり賑やかな様子。三脚を使用した撮影は、通行の妨げにならないよう配慮が必要です。

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「茶寮はまぐら」の裏道。こちらを通って、明治橋から白雲橋の方向へ移動。

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5: 堀周縁は一段落としてあって、飛び石が配置され降りられるようになっています。堀の周りを温かみのある提灯の灯が吊るされ、無風の水面にあってよく反射し、幻想的な雰囲気を醸し出していました。奥に確認できるのが、白雲橋。
通路は狭い上、飛び石を外れた足場はぬかるんでいる場所もあるので、前後確認の上通行状況をよく見て、移動する時にも十分注意する必要があります。

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5: 白雲橋周辺から、明治橋方向に眺める。

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6: 白雲橋の橋上より、東方向を向いて。このあたりも、撮影の人気スポット。

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7: 橋から遊歩道に降りて、蔵屋敷の灯と供に撮影。白雲橋の人手も多めですが、長時間露光撮影である程度消すことができます。

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8: 「静の水面の屋形船」
個人的に一番撮影したかったポイント。鬼平犯科帳のED、インスピレーションと虫の音を聞きながら、終始この空間を楽しませて頂きました。

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9: 八幡川緑地の遊歩道をそのまま堀沿いに進めば、小さな橋が架けられており、ライトアップはここまででストップ。会場は18:00~21:00までですが、この日は21:15分くらいから片付けが始まっていました。終わり際まで粘れば、人が少なくなった静かな雰囲気でも撮影可能。

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10: 橋を渡り、対岸から白雲橋方向へ。木陰に漏れる、月の影のさやけさ。

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11: 白雲橋の南には、明治10年に八幡東学校として創設された洋風建築、「白雲館」もライトアップされていました。スタンプラリーは、ここで開催されていた模様。

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再び、会場入り口へ戻って、華の飾りつけ。数々の名作時代劇のロケ地でも活用される八幡堀りですが来てみて撮って、非常に味わい深い雰囲気を肌で感じることができました。
9月の連休中、催し物の多い京都観光と合わせてスケジュールを組んでもいいかもしれません。
またいずれ、日中に訪れたいものです。