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夏旅2018 Day5 - 大阪 猪名川花火 –

お仕事2日目の東京滞在を終え、ギリギリで間に合うプランで大阪へ。今回の夏旅の直前に更新した三国花火の記事でも記述したとおり、今夏2回目の花火撮影に臨みました。今回はしょーもないミスを防ぐために設定をしっかりと確認。


inagawa FW 2018 01

【α7LA-EA4 + SAL1635Z, f4.5, 1/800, ISO800, 26mm

阪急梅田より、すでに見物客で混み出している宝塚線に乗車して曽根駅で下車。梅田からだと、池田に向かう急行列車は満車。曽根駅に停車する普通列車も混み合いますが、いくらかはマシでした。駅からは自転車を飛ばして、マジックアワーの直前に滑り込み。猪名川花火の初見物のため、大阪空港南を流れる千里川土手にやってきました。


事前の情報では千里川は横に広いので、場所取りも比較的容易とのこと。実際、土手の北側にある空港敷地を隔てる柵の低い場所に三脚を立てることが出来ました。実はこの位置からでは花火撮影に適していないということも知らず…。


inagawa FW 2018 02

【α7LA-EA4 + SAL1635Z, f4, 1/800, ISO800, 16mm


inagawa FW 2018 03

【α7LA-EA3 + SAL70300G, f5.6, 1/100, ISO800, 280(420)mm

ランディングの瞬間、周りから連射の音がたくさん聞こえてきます。過去に撮影された方の記事を読んでいると、望遠も300mm位で大丈夫そうに思えましたが、機体を大きく写すにはそれ以上の距離が必要になるケースが多かったです。


inagawa FW 2018 04

【α7LA-EA3 + SAL70300G, f5.6, 1/100, ISO800, 280(420)mm


inagawa FW 2018 05

【α7LA-EA3 + SAL70300G, f5.6, 1/100, ISO3200, 230(345)mm

日が暮れて、辺りも少しずつ暗やんできました。これは、主翼の先端が垂直に立つ「ウイングレット」の形状を採っているみたいなので、ボーイング737-800ということになるんでしょうかね。

 

このシチュエーション、東京FMの「ジェットストリーム」を思い起こさせます。実際にラジオで聞いたことはありませんが、家に飾られてあった親のCDコレクションの中、夕日に飛行するジャンボジェットを写したジャケットが記憶の中に刷り込まれているため、個人的にはジェットストリームと言えばマジックアワーを含めた時間帯が想起されます。



inagawa FW 2018 07

【α7LA-EA3 + SAL70300G, f5.6, 1/250, ISO6400, 135 mm


inagawa FW 2018 08

【α7LA-EA3 + SAL70300G, f5.6, 1/100, ISO6400, 250(375)mm

APS-Cモードで焦点距離を稼ぎながら現場で対応していますが、こういう状況が出てくると高画素機も使ってみたくなります。


inagawa FW 2018 09

【α7LA-EA3 + SAL70300G, f5.6, 1/100, ISO6400, 230(345)mm


inagawa FW 2018 10

【α7LA-EA3 + SAL70300G, f5, 1/50, ISO6400, 100(150)mm


inagawa FW 2018 11

【α7LA-EA3 + SAL70300G, f5, 1/50, ISO6400, 100(150)mm


inagawa FW 2018 12

【α7LA-EA3 + SAL70300G, f6.3, 1/2, ISO800, 300(450)mm

花火が始まりました。土手の北側で待機していましたが、まず飛行機がやってきません。どうがんばっても撮れそうにないので、途中からメイン滑走路近辺の方まで土手をな南下することにしました。


inagawa FW 2018 13

【α7LA-EA3 + SAL70300G, f6.3, 1/2, ISO6400, 300(450)mm

花火は既に始まっているものの、なんとか開いている場所を確保し直すことに成功。帰り際に知りましたが、撮り慣れているカメラマンの方はかなり大きな脚立を持ち込んで土手南方の方で柵越しにセッティングされていたんですねぇ。皆さん三脚も、本格的なものを並べられていました。


inagawa FW 2018 14

【α7LA-EA3 + SAL70300G, f6.3, 1, ISO400, 200(300)mm

実際に撮影に臨んでみると、これまで経験してきた花火撮影とはかなり別物のような気がしました。現場で初めて知りましたが、旅客機が停止していることがほとんどないため、車体を止めながら花火も花火らしくみえるギリギリの設定をその場で試行錯誤しなければならず、終始緊張感のある撮影でした。


inagawa FW 2018 15

【α7LA-EA3 + SAL70300G, f6.3, 1/40, ISO6400, 200(300)mm


inagawa FW 2018 16 

【α7LA-EA3 + SAL70300G, f5.6, 1/13, ISO1000, 300(450)mm


inagawa FW 2018 17

【α7LA-EA3 + SAL70300G, f8, 1/50, ISO6400, 300mm

花火も終了したところで、せっかくなので滑走路を離発着する夜のジャンボの撮影にも少しトライしてみました。


inagawa FW 2018 18

【α7LA-EA3 + SAL70300G, f5.6, 1/15, ISO5000, 230(345)mm


ところで先のJETストリームの話、深夜放送の番組ですから多くの視聴者は真夜中に浮かぶ飛行機の様子を想像されるのでしょうか。城達也さんの「遠い地平線が消えて、深々とした夜の闇に心を休める時…」のナレーションは、子供の頃の自分にも素敵だなぁと感じさせるものでした。きっと、世代を越えて感化し得るものを内包しているのでしょう。

 

ナレーションの声に乗せてバックでかかっている、ゆったりとしたこのテーマ曲は、1964年ボビー・ヴィントンの「Mr. Lonely」。ベトナム戦争の頃の反戦歌なんだそうです。

 

That’s why I’m lonely, I’m Mr. Lonely.

I wish that I could go back home.

 

夏の旅も終盤。待っている人は誰も居ないけど、それでもそろそろ家に帰りたくなってきました。

 

次回、夏旅6日目 最終日。少しだけ神戸に寄って帰路に着きます。 


 
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夏旅2018 Day4 - お台場 –


関東への来訪4日目。出張仕事を終えて、夜から撮影に出かけることに。都心の夜撮影は毎回の出張前にもとりあえずリサーチするものの、意外と何を撮影したものか悩みどころ。

 

そういえば、いつもワンフェスやトレフェスの終了後にディーラーの皆さんがお台場にガンダム見物に行ってたっけ…と思い出し、向かうことに。イベントの後は翌日仕事だから今まで結局見る機会がなかったんね。


    U.C. –The Unicorn at Divercity -

Diversity UC 180817 01

【α7LA-EA3 + SAL70300G, f5, 1/30, ISO100, 110mm,Snow cross filter


Diversity UC 180817 02

【α7LA-EA3 + SAL70300G, f5.6, 1/30, ISO100, 150mm,Snow cross filter


Diversity UC 180817 03

【α7LA-EA3 + SAL70300G, f5, 1/25, ISO100, 185mm,Snow cross filter

過去に見た、ファーストガンダムの立像と比べて圧倒的に情報量の増えた面構成に、複雑な変形ギミックとキレッキレのシャープな造形。頭部だけかと思ったら、一応ショルダーアーマーまで展開するのね。


Diversity UC 180817 04

【α7LA-EA4 + SAL1635Z, f6.3, 1/15, ISO400, 16mm


Diversity UC 180817 05

【α7LA-EA4 + SAL1635Z, f6.3, 1/15, ISO400, 16mm


Diversity UC 180817 06

【α7LA-EA4 + SAL1635Z, f2.8, 1/60, ISO400, 28mm


Diversity UC 180817 07

【α7LA-EA3 + SAL70300G, f4.5, 1/400, ISO400, 70mm,Snow cross filter

時限で、Unicorn Destroy modeへの変形・発光のイベントが。覚醒版の緑のユニコーンも拝むことが出来ました。


Diversity UC 180817 08

【α7LA-EA3 + SAL70300G, f5.6, 1/400, ISO400, 230mm,Snow cross filter


Diversity UC 180817 10

【α7LA-EA3 + SAL70300G, f4.5, 1/125, ISO400, 70mm,Snow cross filter


Diversity UC 180817 12

【α7LA-EA3 + SAL70300G, f4.5, 1/125, ISO400, 70mm,Snow cross filter


Diversity UC 180817 13

【α7LA-EA3 + SAL70300G, f5, 1/125, ISO100, 100mm,Snow cross filter


Diversity UC 180817 17 

【α7LA-EA3 + SAL70300G, f11, 1/50, ISO400, 130mm

From “ANAHEIM”


Diversity UC 180817 18

【α7LA-EA4 + SAL1635Z, f2.8, 1/30, ISO400, 16mm

商業施設 Diver City Tokyoの壁面に映し出される、ガンダム関連の映像。少し上の世代向けに「翔べ!ガンダム」の曲と共にファーストガンダムとのコラボレーションを映し出すものもありましたが、私的にはやはり、ユニコーン本編の名シーンに乗せたダイジェスト映像がグッときました。ユニコーンは映像とストーリーは元より、澤野弘之氏が手掛ける楽曲が素晴らしかったのを改めて振り返っていました。


Diversity UC 180817 19

【α7LA-EA4 + SAL1635Z, f2.8, 1/30, ISO400, 20mm

2015年にGBWC向けにPGユニコーンガンダムを製作している折にサントラをヘビーローテーションでかなり聴き込みましたが、私的BEST3は次の通り。

 

3位:UNICORN 

 定番ですが、UNICORNの世界観を雄大に表現している曲目。


2位:UX0→RX0

重苦しい序盤の曲調が一転、中盤からの「打開と希望」を感じさせる頼もしいメロディーに鼓舞されます。第二の父とも呼ぶべき敵方の軍人ジンネマンとの交流の中で、一段と成長した主人公バナージ・リンクスEpisode 4 「重力の井戸の底で」で戦禍を止める為にユニコーンガンダムに乗り込み、上空からローンチするシーンは前後の流れも含めて個人的にも最も感動する場面の一つですが、劇伴で流れる「RX0」の曲調がその高まりに大事な役割を果たしているのは、ファンなら言わずもがな、でしょう。


1位:RE:I AM

 Episode6 「宇宙と地球と(そらとほしと)」主題歌。説明不要。リンクは、地上波アニメ版Episode18より。

 

Diversity UC 180817 20

【α7LA-EA3 + SAL70300G, f11, 1/50, ISO400, 110mm

なんだか高まっちゃった気分に、少しガンダム熱が戻ったような感じにさせられました。ここのところほとんど食指の動かないシリーズが続いていますが、新作のガンダムNTMOONには、久しぶりに期待したいなぁ。

Diversity UC 180817 21

【α7LA-EA3 + SAL70300G, f11, 1/50, ISO400, 110mm,Snow cross filter

この日の晩ごはんは、せっかくなので「坊やだからさ」ごっこ。


Diversity UC 180817 22

【α7M42-E mount adaptor + Super Takumar 50mm F1.4 (8 elements), 1/250, ISO400, 50mm


Diversity UC 180817 23

【α7M42-E mount adaptor + Super Takumar 50mm F1.4 (8 elements), 1/40, ISO400, 50mm


Diversity UC 180818 24

【α7M42-E mount adaptor + Super Takumar 50mm F1.4 (8 elements), 1/125, ISO400, 50mm

4日目は、晩御飯の釜焼きピザが、おいしゅうございました。


2日目の仕事を終えたら、急いで新幹線に飛び乗って次の撮影現場へ。

次回 夏旅5日目は、大阪での撮影分を紹介します。


 

夏旅2018 Day3‐③ - 川越 –


夏旅3日目の行程は、横須賀 田浦を後にして続いて埼玉県は小江戸 川越に。昼間の内の到着予定でしたが、予定外に神社にて滞在時間が伸びてしまいましたので、夕方を過ぎての到着となりました。


natsutabi2018 0340

【α7LA-EA4 + SAL1635Z, f8, 1/30, ISO100, 16mm, CPL filter

川越のランドマーク、「時の鐘」。

以前川越にやってきたのは2016年の8月(夏旅2016 埼玉編 –小江戸川越を行く-)。ちょうど同じくらいに夏の暑い盛りの時期でした。この時は残念ながら改装工事中でしたが、今回はその外観を見物することが出来ました。旅行の計画段階では当日は雨でしたが、途中で好天の予報に切り替わったと思ったのも束の間、やっぱりぐずついた天気となってしまいました。


natsutabi2018 0341

【α7LA-EA4 + SAL1635Z, f2.8, 1/100, ISO100, 17mm, CPL filter

そして再訪の氷川神社。ここで毎年夏に開催されている「縁むすび風鈴」の撮影を今回もトライ。ちなみに川越の街は、自転車でもそこそこ走りやすかったです。


natsutabi2018 0342
【α7M42-E mount adaptor + Modified Pentacon AV 80mm F2.8, 1/160, ISO800, 80mm

以前訪れた時の撮影データを見返していると、当時はまだAPS-Cオンリーで初めて35mm(換算52.5) F1.8の明るめのレンズを使い始めたばかりだったんですねぇ。


natsutabi2018 0343

【α7M42-E mount adaptor + Modified Pentacon AV 80mm F2.8, 1/250, ISO800, 80mm

一方で、玉ボケが上手く撮影出来なくて課題として残ってしまったのでした。そんなわけで、今回は玉ボケと合わせた風鈴の写真を重点的に撮ってみることにしたのでした。


natsutabi2018 0344 

【α7LA-EA4 + SAL1635Z, f2.8, 1/50, ISO100, 26mm, CPL filter


natsutabi2018 0345

【α7LA-EA3 + SAL70300G, f5.6, 1/50, ISO1600, 150mm

夕方には混雑していた風鈴回廊ですが、雨降りのおかげで撮影しやすい環境が出来上がっていました。


natsutabi2018 0346

【α7LA-EA3 + SAL70300G, f10, 1/30, ISO1600, 75mm


natsutabi2018 0347 

【α7LA-EA4 + SAL1635Z, f4.5, 1/8, ISO1600, 17mm, CPL filter

絵馬回廊より。過去に撮影した時は、三脚を使用したセッティング無しには中々撮れなかった場所ですが、今回は手持ちで。


natsutabi2018 0348

【α7LA-EA4 + SAL1635Z, f4.5, 1/13, ISO400, 24mm, CPL filter


natsutabi2018 0349

【α7LA-EA3 + SAL70300G, f10, 1/20, ISO800, 160mm


natsutabi2018 0351

【α7M42-E mount adaptor + Modified Pentacon AV 80mm F2.8, 1/30, ISO800, 80mm


natsutabi2018 0352

【α7M42-E mount adaptor + Modified Pentacon AV 80mm F2.8, 1/20, ISO800, 80mm

そういえば、雨粒と風鈴を撮影するのは今回が初めてでした。


natsutabi2018 0354

【α7M42-E mount adaptor + Modified Pentacon AV 80mm F2.8, 1/30, ISO400, 80mm


natsutabi2018 0355

【α7LA-EA3 + SAL70300G, f11, 1.3, ISO800, 100mm

夜の部のメインイベントの一つ、「光の川」より。前回撮影時は、ソフトフィルターを使用しながら、緩い撮影結果をごまかして現像しましたが、これに対するリベンジということで現行出来る範囲で設定を追い込んでみました。


natsutabi2018 0356

【α7LA-EA3 + SAL70300G, f5.6, 1/2, ISO800, 130mm


natsutabi2018 0357

【α7M42-E mount adaptor + Modified Pentacon AV 80mm F2.8, 1/80, ISO1600, 80mm


natsutabi2018 0358

【α7LA-EA4 + SAL1635Z, f4.5, 1/100, ISO1600, 35mm, CPL filter

涼やかな音色と共に、日本の夏を堪能出来るこの催し。関東では川崎大使の風鈴市もありますが、期間が短いのが残念。東京駅八重洲口でも沢山の風鈴が飾られることがありますが、今年は開催されていないようでした。やはり安定して長期間、風鈴のある風景を見られるのは川越の強味でしょうか。今年は9/9()まで開催されているようなので、機会の作れる方は是非行ってみることをオススメします。

 

そんなこんなで翌日のお仕事のために川越を後にし、一路夜の電車に揺られて都心へと向かうのでした。

 

次回、夏旅4日目。   U.C.





 

夏旅2018 Day3-② - 横須賀 -


先を目指して山道を進むものの、どうにも道を間違ってるような気がしてきました。山中、線香の香りが強い方に進んでいくと、イノシシへの注意勧告の掲示を木に括り付けている地元の方に幸いにも出会うことが出来ました。虫対策のために携帯の蚊取り線香を装備されていたようです。


「神社ならもっと下の方だよ」


ということで道標になるものを教えて頂き、再び山を下ることにしました。


    狐の社

natsutabi2018 0321

【α7LA-EA4 + SAL1635Z, f5.6, 1/13, ISO800, 16mm, CPL filter

伏見白赤稲荷神社へお参りする際、消防局が山火事防止を喚起する杭が複数箇所みかけますが、先の畑を過ぎて現れるこちらの杭より上に進むのは誤りだったようです。ここより上方の山道は道幅も狭く、特に下りの時に足を踏み外すと事故につながりかねないので装備が整ってない場合は進まない方が無難です。


 natsutabi2018 0322

【α7LA-EA4 + SAL1635Z, f5.6, 1/13, ISO800, 16mm, CPL filter

Stop the Fire」の標識の少し手前で、よく見ると左手に二本の細い丸太が敷かれていました。これは、特に夏場で緑の草木が繁茂している中では初見では分からん…。


 natsutabi2018 0323

【α7M42-E mount adaptor + Super Takumar 50mm F1.4 (8 elements), 1/1000, ISO100, 50mm

言葉に表すのも難しいところですが、到着して「なんだか凄いところに来てしまったぞ…」とバックパックを捨てるように地面におろし、夢中でシャッターを切りました。


 natsutabi2018 0324

【α7M42-E mount adaptor + Super Takumar 50mm F1.4 (8 elements), 1/1000, ISO100, 50mm


 natsutabi2018 0325

【α7M42-E mount adaptor + Super Takumar 50mm F1.4 (8 elements), 1/1000, ISO100, 50mm


 natsutabi2018 0327

【α7LA-EA3 + SAL70300G, f5, 1/50, ISO100, 110mm

アブラゼミと、ツクツクボウシがやかましく鳴き続けるのに交じって、薄暗い鳥居の中からヒグラシの声も響いてきます。無論、照度と気温の条件が一致してのことでしょうが、何だかこの場の時間も空間も不思議なものに思えてきました。


 natsutabi2018 0329

【α7LA-EA4 + SAL1635Z, f2.8, 1/1250, ISO100, 16mm, CPL filter

全く気配を感じさせないまま、不意を突くように小柄なご老人に後ろから呼びかけられました。

「さっきも見たけど、まだこの辺りにおったのかぁ。」

どこから現れたのか不思議でしたが、山を管理されている方だろうと想像しつつ、この辺りを含めて横須賀一帯の町の起こりを詳しく説明して下さいました。


natsutabi2018 0330

 【α7M42-E mount adaptor + Super Takumar 50mm F1.4 (8 elements), 1/2500, ISO100, 50mm

「重そうな荷物。持ってあげようか?」

こちらの装備と同じくらい重そうな籠を担ぎながら、身軽に坂道を進むご老人。聞けば80歳を越えたお年を召しながらそんな様子も全く感じさせず、周囲の蜘蛛の巣を除きながら本殿までの先導をして下さいました。


 natsutabi2018 0332

【α7M42-E mount adaptor + Super Takumar 50mm F1.4 (8 elements), 1/640, ISO100, 50mm

鳥居を進みながら振り返ると、現世の夏がぽっかり口を開けたまま、置き去りにされているようにも感じられました。


natsutabi2018 0333

【α7LA-EA4 + SAL1635Z, f2.8, 1/1250, ISO100, 35mm, CPL filter

周りの緑の空気はゆっくり滞留するように、鳥居や灯籠にも染みわたっていました。


natsutabi2018 0334 

α7LA-EA4 + SAL1635Z, f2.8, 1/160, ISO100, 24mm, CPL filter


natsutabi2018 0335 

【α7LA-EA4 + SAL1635Z, f2.8, 1/320, ISO100, 35mm, CPL filter


natsutabi2018 0336 

【α7LA-EA4 + SAL1635Z, f2.8, 1/200, ISO100, 16mm, CPL filter

神社にたどり着いてから拝殿までは、割と直ぐに到着。少しだけ開けた場所に夏の日差しを受けて祀られていました。想像していたのと違い、意外にも防火対策も含めてきちんと整備されて掃除も行き届いていて、お社の外観も整っていました。


natsutabi2018 0337

【α7LA-EA4 + SAL1635Z, f2.8, 1/20, ISO100, 16mm, CPL filter

お社まで案内下さったご老人は、実はこちら伏見白赤稲荷神社の神主様でいらっしゃいました。京都 伏見稲荷神社にて修行された後にこちらを守られている、四代続く由緒正しい神職の系譜だったようです。


長くなるので割愛しますが、社の建築の話・山城国風土記に始まる稲荷の由来・拝殿の朱色と楓の話など、沢山のお話を聞かせてもらいました。滑舌よく明晰に受け答えされる様子は、ほとんど全く年を感じさせない印象でした。


「神様に聞こえるように、大きい声でお願い事をしてね!」


とおっしゃる神主様。科学的に八百万之神の実在の有無は別として、小さいころから「ホーム以外での参拝ではご挨拶までに留めよ」という親の言いつけがあったのでそのようにした分けですが、聞くところによると利己主義に走らず周りの幸せを願う趣旨であるなら、どこの神社で何をお願いしても良いのだとか。


なるほど、そういう考え方もあるのか。

 

natsutabi2018 0338 

【α7M42-E mount adaptor + Modified Pentacon AV 80mm F2.8, 1/500, ISO100, 80mm

気が付けば一時間半以上の会話を続け、思いがけなく充実した時間を過ごさせて頂きました。


本神社は昨年(2017年)頃からSNSに紹介されたのを機に、訪れる方も以前よりは少し増えているとのこと。そんなこともあって、現在は破損した鳥居の応急処置や美観の保全など地元の方の協力も含めて参拝者にも配慮されているようです。


 元々、伏見稲荷よりお社を預かり山へ運び込まれ、寄贈される鳥居についてもやはり京都伏見稲荷 由来の物があるそうで、かなり由緒のある本神社は現在でも神事が執り行われているとの事。但し、これを支えている地元の方の高齢化もあって、参拝路としては決して歩きやすいとは言えない神社の立地故に、本殿まで上がって来られる人も限られ来ている様子でした。


natsutabi2018 0339

【α7LA-EA4 + SAL1635Z, f2.8, 1/160, ISO100, 30mm, CPL filter

さんざん蚊に咬まれまくった腕と足に、古びたパッケージの「きんかん」を塗って頂きました。ヒリヒリする肌を抑えながら神主様にご挨拶をして山を下ります。

 

途中鳥居にかかる蜘蛛の巣に、精一杯生きたのか生きられなかったのか、夏の名残の蝉が鳴くことも無くただ太陽に照らされていました。

 

 

次回は夏旅3日目の第三回、川越の旅をお送りします。


 

夏旅2018 Day3-① - 横須賀 -

    由比ヶ浜の朝日

鎌倉で一泊し、早朝に由比ヶ浜へ。近さ重視でのお宿の選定でしたので、現地までたったの2分で到着です。

natsutabi2018 0301

【α7M42-E mount adaptor + Super Takumar 50mm F1.4 (8 elements), 1/2500, ISO100, 50mm

浜に降りる前に近辺を走ってみましたが、歩道も結構砂で埋もれているので足を取られることも。意外と、走りにくかったです。

natsutabi2018 0302

【α7M42-E mount adaptor + Super Takumar 50mm F1.4 (8 elements), 1/2500, ISO100, 50mm

早朝、日の出直前の浜辺の様子。大きな音を立てて、美観保守のための車輌が入っていました。昔と比べて海水浴客は減少傾向だそうですが、それでもかなりのゴミが出るようです。漂着する木くずや海藻なんかと合わせて掬い、砂を振るい落としてゴミを回収する特別仕様の「ビーチレーキ式ホイールローダー」というらしいのですが、こんな朝早くからお仕事されているんですねぇ。


natsutabi2018 0303

【α7LA-EA4 + SAL1635Z, f4.5, 1/100, ISO800, 17mm, CPL filter

静かな朝の浜辺、涼しい海風とやわらかい朝日…。実際は朝から気温がぐんぐん上がり、風も強くて想像からかけ離れていましたが、ごみの少ない場所に移動してそれっぽく撮影。


natsutabi2018 0305

【α7LA-EA4 + SAL1635Z, f11, 1/125, ISO100, 16mm, CPL filter

波が引いた直後の砂浜は、空の色を綺麗に映し出していました。


    横須賀 田浦-

三日目のミッションのひとつは一日目に同じくこちらも、かねてから訪れてみたいと思っていた場所へと向かいます。場所は田浦にある「伏見白赤稲荷神社」へ。


natsutabi2018 0307

【α7LA-EA4 + SAL1635Z, f5.6, 1/250, ISO640, 16mm, CPL filter

途中、相棒に待機してもらうべく逗子駅で下車してコインロッカーに入っておいてもらう予定でした。が、高さがギリギリ足りないの…。仕方ないので結局一緒に連れて行くことに。

natsutabi2018 0308

【α7LA-EA4 + SAL1635Z, f8, 1/250, ISO800, 24mm, CPL filter

田浦駅へ到着。


natsutabi2018 0309 

【α7LA-EA4 + SAL1635Z, f8, 1/400, ISO00, 22mm, CPL filter


natsutabi2018 0310

【α7LA-EA4 + SAL1635Z, f8, 1/100, ISO00, 135mm, CPL filter

今回初めて知りましたが、田浦駅自体も中々おもしろい所で全国で唯一停車時にトンネルに掛かってしまう部分があり、そこからは下車(乗車)出来ないのだそうです。鎌倉に向かう反対路線ではそんなことも無いようなのですが。


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【α7LA-EA4 + SAL1635Z, f5, 1/200, ISO100, 26mm, CPL filter

駅を出て。この日も風が吹き荒れる一日。雲が絶え間なく、アスファルトに影を落としています。近隣のマンションから乾している洗濯物が景気よく吹き飛ばされているのを横目に、出発しました。


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【α7LA-EA4 + SAL1635Z, f8, 1/320, ISO100, 17mm, CPL filter

駅を降りて目的の神社までは、google mapを参考にほとんど迷わない経路ですが、途中山に登れそうな整備された坂が出てきて戸惑います。中庭を臨む月見台もとい、雪見障子と竹藪がみられる雰囲気のある邸宅を過ぎて少し進むと、他所サイトでも紹介されていた「ホタルの里」の看板が見えてきますので、そこまでは寄り道無しで突き進むことになります。


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【α7LA-EA4 + SAL1635Z, f8, 1/320, ISO100, 35mm, CPL filter

さきの「ホタルの里」の看板が示されている左側の道を暫く進むと、ようやく神社へと通じる入り口が見えてきました。アブラゼミの声が一層大きく聞こえてきます。


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【α7LA-EA4 + SAL1635Z, f8, 1/320, ISO100, 16mm, CPL filter

10時頃、駅から20分ちょっと位で「壱の鳥居」に到着しました。他に先客は無さそうでした。


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【α7LA-EA4 + SAL1635Z, f8, 1/30, ISO100, 24mm, CPL filter

鳥居を潜るとすぐに鬱蒼と生い茂る緑の中へ。一応階段も存在しますが、「本当にここ行くの?」と躊躇。蚊もいっぱい飛んでいますので、対策を忘れていたのは痛手でした。


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【α7LA-EA4 + SAL1635Z, f8, 1/40, ISO100, 16mm, CPL filter

暫く進んで振り返ると、木々が入り口を覆って行っているようにも見えました。


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【α7LA-EA4 + SAL1635Z, f8, 1/40, ISO100, 16mm, CPL filter

壱の鳥居から10分程。社に通じる分岐点に差し掛かりました。


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【α7LA-EA4 + SAL1635Z, f6.3, 1/100, ISO100, 16mm, CPL filter

分岐点から程なくして、暗い森からようやく明るい所へ。どうやら、山の中にわずかながら耕地が存在するようです。先へ進む道は草で覆われていてほどんど獣道ですが、おそらくこちらだと思われる方へ進んでみます。


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倒木の見られる山道を越えてどんどん入っていくのですが、結構進んだように見えて一向に本殿へたどり着けません。偶に木々の切れ目から海が見えるので方角の見当は付きますが、「赤い蝶」もとい「橙の蝶」達が目の前を飛び交う中、辺りに線香のにおいが立ち込めてきました。「盆の時期だしそういうこともあるかな」と、どんどん奥深くに進んでいくことにしました。

 

次回予告 「狐の社」


 
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