先頃のお盆、関西へ出た旅の記録。
3日費やして京都・奈良を回りましたが、その内京都にて撮影した分を紹介。今回は、またまたNEX5Rを用い歩いて手持ち撮影の練習も兼ねて夜間撮影メインで臨んできました。
-壬生寺 万灯供養会-
境内入り口より。

万燈供養会 境内の外観。期間中 日没~22:00と遅くまで灯籠が灯されているので、平日終わり際近く21:00以降位なら人影もまばらに撮影することが出来ました。

中央に建てられた舞台は、初日9日「壬生六斎念仏踊り」と16日の「中堂寺念仏踊り」用に設けられたもの。
向かって左が千本仏塔で、石仏の仏前にも多数の蝋燭が捧げられます。

平面横長に圧巻の先祖供養の灯籠は、1200基近くに渡るという。


ご存知新選組が、その兵法訓練に境内を用いた壬生寺。京都では珍しい律宗(奈良 唐招提寺が総本山)のこちらのお寺は、最寄り阪急 大宮駅か京福 四条大宮駅から7分の徒歩圏内です。

撮影後、この日は四条コトチカのイワタコーヒーでスフレパンケーキを。こちらもラストオーダー22:00までなので助かります。
-清水寺 千日詣り-中日に奈良の旅程を挟んで、再び京都へ。この日は夕方前から久々に清水さんへお参り。


とその前に、六角通の「
京極かねよ」でうなぎを頂く。大正から続く老舗で、毎月の最終月曜日には寄席もやっているお店で、出汁で溶いた卵を覆いかぶせる「きんし丼」が名物。
きんし丼もうな丼も、並で同じ値段のため、玉子焼きが乗る分だけきんし丼についてくるうなぎはちょっと少ない。
そういうわけで、今回はうな丼とうまきを注文。

河原町あたりから清水まで、祇園を抜けて腹ごなしに30分程徒歩で移動。盆ともあって、普段に増して人が多い。

境内 開山堂に飾り付けられた風鈴。日中はここから拝観料を払って本堂に進みます。

夕方を前に少々日も傾きだす最中、仰ぎ見る南部風鈴。


清水の舞台に至る左脇、弁慶の錫杖が設置される小スペースに、風鈴が飾られています。もう少し一杯風鈴があると思い込んでいましたが、あるのは先の開山堂前とここのみ。

二寧坂を下って、次の目的地へ。

途中 おだんごの店「
藤菜美」で冷やし抹茶「洛水」を飲みながら歩を進めます。本格的なグリーンティーも楽しみながら時間も節約出来るのが、良い。
-東大谷万灯会-
日暮れを前に、親鸞聖人の墓所 大谷祖廟へ。境内には、近くの子供達が描いた灯籠等も飾り付けられ、多くの方引っ切り無しに訪れていました。ひと通りの参拝をさせて頂き…。


ひぐらしとカラスの声に耳を傾けながら、日没を待ちます。

京の夕景と 供養の灯と
夜景に浮かぶ京都タワーもひときわ存在感を放ってこちらから眺めることができました。
東大谷祖廟の万灯会。こちらは8/14-16の三日間に渡って行われます。
-車折神社 万灯祭-夜景観覧後、そのまま嵐山方向に足を伸ばします。完全に日が暮れるまで待ってると次の目的地で撮影する時間が無いので、急ぎ足で阪急河原町から西院駅へ移動、京福電鉄乗り継ぎで車折神社まで…。

20:18分に神社に到着。駅を降りたらすぐ目の前が車折神社の裏参道入り口になります。芸能にまつわる神社として有名ですが、今回はそういうところは関係なく、盆の風情を楽しみにお詣り。

境内 中門より。








本殿より。8/16のお盆最終日は、付近の桂川で別寺院からの灯篭流しが行われますし、五山送り火の鳥居形も観覧できます。このタイミングに合わせて、万灯祭も行かれるといいかも。
以上、2015年京都で過ごす盂蘭盆のレポートでした。
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