初秋の信州 木曽路は奈良井宿の旅から、昼編に続いて夜編の掲載。撮影した写真を上げていきます。夕方からの撮影は、導入したばかりα7sでの撮影に慣れたいということもあり、本機一本で臨みました。
【α7s+MC-11 EF-E+ sigma18-35 F1.8, f/2.8, 1/200, ISO160, 35(48)mm】
前回の続きから。15時の到着から撮影を続け、宿場端にたどり着いたのが17時過ぎ。10月初旬のこの時間帯は、日の入りも近く気温も少し肌寒いレベルで下がっていました。
【α7s+MC-11 EF-E+ sigma18-35 F1.8, f/2.2, 1/60, ISO160, 21(31)mm】
越後屋前。こっちは宿じゃなくて、五平餅やお蕎麦を振る舞ってくれる飲食店。昼間の店構えも素敵ですが、暮れ始めて看板にあかりが灯ると一層雰囲気が引き立ちます。
【α7s+MC-11 EF-E+ sigma18-35 F1.8, f/1.8, 1/2500, ISO160, 23 (34)mm】
郵便局前にて。
【α7s+SEL55210, f/10, 1.3 ISO250, 93 (139)mm】
宿場入り口までまた戻ってきました。観光地である奈良井宿も、18時前までには人通りもさっと引く感じ。但し、車輌の往来も決して少なくないので、安全には注意が必要です。ここのみ、三脚を立てて撮影。
スタートレイル撮影なんかは、一泊宿を取って深夜に行わないと無理かなぁ。
【α7s+MC-11 EF-E+ sigma18-35 F1.8, f/2.8, 1/20, ISO1600, 26 (39)mm】
すっかり日も暮れたところで、もう一度宿場中央付近の撮影ポイントに進みます。道すがら、夜の水場から。
【α7s+MC-11 EF-E+ sigma18-35 F1.8, f/4, 1/20, ISO1600, 35 (52)mm】
私的に、撮影が上手く行っていないと感じた一枚も掲載。画像はlight room 6.0で補正をかけてあります。APS-C用のレンズを使用したクロップ撮影でも、明るいレンズでなんとか満足出来る撮影ができるなら無駄にファイル容量増やさなくても良いしそれでもいいか、と考えて使うことにしたα7sですが…。
現場で液晶背面を見た時には、三脚使わないでブレの抑えた画が撮れたことにある程度好印象を抱いたのですが、持ち帰ってPCモニターで見てみるとたかだかISO1600引き上げでノイズは出てるしシャッター速度もそれ程早く出来ず、おおよそ気楽な夜間撮影といった感じではないという感想が正直なところでした。
んー、やっぱり、フルサイズ用のレンズじゃないとあかんのか。それとも本体が不良だったりするのか。分からん。
ISOをあまり上げる気にはならなかったので、以下も全て1600以下で手持ち撮影。
【α7s+MC-11 EF-E+ sigma18-35 F1.8, f/1.8, 1/30, ISO1600, 32(48)mm】
【α7s+MC-11 EF-E+ sigma18-35 F1.8, f/2.8, 1/80, ISO1600, 35(52)mm】
ゑちご屋さんの旅籠行灯。
【α7s+MC-11 EF-E+ sigma18-35 F1.8, f/2.2, 1/6, ISO1600, 32(52)mm】
【α7s+MC-11 EF-E+ sigma18-35 F1.8, f/1.8, 1/160, ISO1600, 19 (28)mm】
夜の伊勢屋さん。
「木曽路夜半」
【α7s+MC-11 EF-E+ sigma18-35 F1.8, f/1.8, 1/30, ISO1600, 18 (27)mm】
【α7s+MC-11 EF-E+ sigma18-35 F1.8, f/3.2, 1/160, ISO1600, 32(48)mm】
昼間に訪れた、宿場入り口近くの高架下を再び潜ります。こちら、夜には照明が灯るので、なかなか温かみのある良い雰囲気を味わうことができました。
【α7s+MC-11 EF-E+ sigma18-35 F1.8, f/1.8, 1/5, ISO1600, 18 (27)mm】
月明かりに照らされた、夜の木曽森林鉄道 保存車。
「堤太鼓と木曽月夜」
【α7s+MC-11 EF-E+ sigma18-35 F1.8, f/3.5, 0.6, ISO800, 18 (27)mm】
そんなわけで、15時頃の到着からお蕎麦も堪能しつつ撮影を楽しんで駅に戻ったのが19:30頃。19:13分の電車を逃したので、誰もいない奈良井駅舎で20:08のワンマンカーが来るまでのんびりさせてもらいました。
木曽路を巡る宿場は妻籠に馬籠持他にありますが、路線を使った列車旅なら駅にほど近い奈良井宿は本当にアクセスが良い。現存の宿場では規模も最大級に大きいながら、割とコンパクトにまとまってるのでお昼から訪問しても結構楽しめると思いました。
妻籠はさらに往時の雰囲気を留めた宿場のようで、南木曽駅から徒歩でも行けるレベル。こちらも機会を見つけて行ってみたいものです。
α7sを加えた撮影の新環境に関しては、まだまだシステムの改善が入用みたいなのでゆっくり考えていくことにしようかと。
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