慌ただしい日が続いていますが、北陸でも紅葉が始まってるということで思い切って永平寺に行ってきました。
11/13(日)、この日はメディアの情報だとまだ色づき始めということでしたが、SNSで上がってくる写真を見ていると結構紅葉も進んでいる様子。午前中に掃除・洗濯もそこそこに、カメラを持ち出して参拝へ。

【NEX-6+MC-11 EF-E + sigma 18-35 F1.8, f/4.5, 1/250, ISO100, 31 (46)mm】
門前にて、坂上にそびえ立つ大イチョウ。福井有数の観光地ということもあり、このあたりで記念撮影されている方も大勢いました。
【NEX-5R+SEL16F28+VCL-ECU2, f/5, 1/60, ISO100】
境内入って、頭上の黄葉を撮る。敷地内は齢を重ねた樹木で生い茂っているので、撮影するのに少し照度が不足気味。空の青さと両立させるのが、難しい。
【NEX-6+MC-11 EF-E + sigma 18-35 F1.8, f/4.5, 1/25, ISO100, 29 (43)mm】
到着がお昼を過ぎた2時ごろと合って、西に傾き始めた太陽を透かしてふんわりとした赤色の空気を感じることが出来ました。
【α7s+LA-EA3+SAL70300, f/5.6, 1/80, ISO800, 140mm】
黄葉の色づき無数にして、佇む一葉観音。
【NEX-6+MC-11 EF-E + sigma 18-35 F1.8, f/4.5, 1/400, ISO400, 18 (27)mm】
秋の彩と報恩塔
ここも青空基準だと明るさ不足がちなので、RAW撮りで影を起こすか、HDRとかが良いのかな。
【α7s+LA-EA3+SAL70300, f/4.5, 1/250, ISO800, 85mm】
永平寺 勅使門
【α7s+LA-EA3+SAL70300, f/5.6, 1/30, ISO800, 100mm】
通用門を抜け、右手 祠堂殿方向の階段
【NEX-6+MC-11 EF-E + sigma 18-35 F1.8, f/5, 1/60, ISO200, 35(52)mm】
通用門裏手の黄葉
【NEX-5R+SEL16F28 + VCL-ECU2, f/4.5, 1/60, ISO200】
境内図を前に、お坊さんの案内を受けたら参拝順路に沿って中へ。
【NEX-6+MC-11 EF-E + sigma 18-35 F1.8, f/5, 1/50, ISO800, 35(52)mm】
傘松閣 大天井の広間より、1994年に修復された色彩画。
以前来た時も広角での撮影を試みたポイントですが、広すぎてきっちり水平出すのが意外と難しい。
【NEX-6+MC-11 EF-E + sigma 18-35 F1.8, f/4, 1/640, ISO640, 26(39)mm】
山門より境内情報へ、内庭の紅葉の色づき。
こちらも山門の影になって少々暗いので納得いく撮影をするのが難しいですね。なんか、空の色が上手く出せなかった。
【NEX-5R+SEL16F28 + VCL-ECU2, f/8, 1/50, ISO100】
こちらもよく観光案内にみるイメージで、ちょうど色付いた頃合いでした。換算18mmだと、中央から内庭の全景は収められない様子。超広角か、パノラマが必要になりそう。
【α7s+LA-EA3+SAL70300, f/5.6, 1/320, ISO800, 135mm】
山門脇の紅葉。
【α7s+LA-EA3+SAL70300, f/8, 1/30, ISO400, 250mm】
撮影した画像を見ると、葉が細長いイメージ。品種は、枝垂れ紅葉なんでしょうか。
【NEX-6+MC-11 EF-E + sigma 18-35 F1.8, f/2, 1/1600, ISO640, 23(34)mm】
堂内階段を登り切り、法堂(はっとう)へ。
【NEX-5R+SEL16F28 + VCL-ECU2, f/8, 1/125, ISO100】
法堂からの眺望。場所柄お年を召した参拝客が多いところ、ここまで登るのも結構大変なようですが、一文字廊(手前)と仏殿の屋根(奥)を挟んで、境内一の景観が広がっていました。
【α7s+LA-EA3+SAL70300, f/8, 1/50, ISO400, 70mm】
法堂前、紅葉の水鏡。
【α7s+LA-EA3+SAL70300, f/5, 1/160, ISO400, 70mm】
甕は二基設けられていますので、それぞれに移った紅葉の様子を楽しむことが出来ます。
【NEX-6+MC-11 EF-E + sigma 18-35 F1.8, f/1.8, 1/160, ISO100, 35(52)mm】
法堂内より、額縁の構図もまた映える。
日も傾き始めた暖色の空気を堪能したら、帰りの順路へ。
【α7s+LA-EA3+SAL70300, f/4.5, 1/160, ISO300, 70mm】
一文字廊内
【α7s+LA-EA3+SAL70300, f/5, 1/30, ISO800, 100mm】
仏殿と秋の色彩
【α7s+LA-EA3+SAL70300, f/7.1, 1/125, ISO1600, 160mm】
仏殿裏手に掛かる黄葉もまた、見どころなんだとか。
CPLフィルターで屋根のハイライトを抑えつつ、質感を出せるようにしてシャッターを切ってみました。
【NEX-6+MC-11 EF-E + sigma 18-35 F1.8, f/4, 1/160, ISO100, 19(28)mm】
中朱雀門 回廊より、山門 内庭の燃え上がる紅葉を眺める。
【NEX-6+MC-11 EF-E + sigma 18-35 F1.8, f/4, 1/10, ISO800, 20(30)mm】
伽藍東の回廊を下って。
(F2.8でもそこそこシャープに映るんだし、もうちょっとSS速い方が楽に撮れたなぁ。)
【NEX-6+MC-11 EF-E + sigma 18-35 F1.8, f/4, 1/160, ISO800, 29(43)mm】
松平公廟所
松平忠昌って日本史では習わなかったけど、ちょっと調べてみると福井藩としては黄金期の藩主ってことなのかな。
【NEX-6+MC-11 EF-E + sigma 18-35 F1.8, f/4, 1/4, ISO400, 24(36)mm】
祠堂殿からみる報恩塔。
【α7s+LA-EA3+SAL70300, f/5, 1/20, ISO6400, 120mm】
再び、一葉観音を今度はご尊顔が見えるアングルで。
永平寺は観光名所ではあるものの、その本義は厳しい修行の道場。曹洞宗 禅寺の大本山ということで、水墨画に描かれるような幽玄かつ厳格なイメージが思い起こされますが、秋には以外にも鮮やかな世界が堂内に広がっていると感じた次第。
でも、夕刻の影を落とした頃合いになると、本来の渋い感じがまた戻ってくる。
【α7s+LA-EA3+SAL70300, f/5, 1/80, ISO6400, 70mm】
秋の日はつるべ落とし。
加速度的に、辺りが暗くなっていきます。
9月に初めてのフルサイズ機(α7s)を導入してから、レンズ周りも対応する必要が出てきたので、今回からSAL70300を交えての撮影となりました。
今年の春先から使用してきたEマウントレンズのSEL55210はNEX-6のファインダーを通した像に関してシャープさが不足気味で不満を感じ始めていましたが、焦点距離を伸ばしつつこの点は解消されたようです。MFアシストは無くても、Fnキー割り当てのピント拡大とピーキング表示でなんとかなるし。重量が増えて手ぶれ補正も無くなったけど。
【NEX-6+MC-11 EF-E + sigma 18-35 F1.8, f/2.5, 1/13, ISO400, 29(43)mm】
お寺を出て、辺りが暗くなっていく中、ほとんど店じまいの門前で後片付けをしていた「山侊(さんこう)」さんでご利益団子を購入。大変ご利益があるとかで、お守りをプレゼントして頂きました。
うっかり、帰りの18:30の最終バスの時刻を失念しており冷え込んできたなか一時間以上も待機しなければいけない羽目に。
ちょうど、こちらも営業時間を終えた永平寺そば亭「一休」さんのお店の方が、呼び止めて下さり、バスが来るのを待たせて頂きました。
9月から、断続的に山を繰り返している最中。飲んでるコーヒー以外にも温かさを感じながら、久々にリラックスした時間を送ることが出来ました。そば以外にも、エクレアとかもおいしそうだし、落ち着いたらまた今度食べに来よう。
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