1/23の撮影分から。日付を跨いだ深夜に撮影。ワンフェスも程近く帰宅後に原型作業を進める中、窓の外に静まる空気。雪が降りまくってる時って、意外と外は"しん"としてるんですよね。
【α7s+LA-EA3+SAL70300G, f5, 1/15, ISO1600, 75(112)mm】
前編でも紹介した街路樹を、もっと雪にまみれたタイミングで撮影に向かったわけですが、うっかりAPS-Cモードののまま撮ってたみたい。
【α7s+LA-EA3+SAL70300G, f5, 1/15, ISO1600, 75( 112)mm】
ストロボの調子を見ながら撮っていくわけですが、TTL自動調光だと思うような結果が出ず、結局カメラもストロボ側もフルマニュアルで操作することに。
【α7s+LA-EA3+SAL70300G, f5, 1/15, ISO1600, 85(127)mm】
ストロボは14mmの最広角で固定。スローシンクロで光量を変えながら欲しい絵に近づけていきました。
【α7s+LA-EA3+SAL70300G, f5.6, 1/30, ISO3200, 100(150)mm】
真冬の夜間の撮影は手もかじかむ寒さでカメラの操作もままなりませんが、
1)指を出すことができるミトンタイプの手袋
2)ハクキンカイロ (zippoハンドウォーマーx1 ,kawasakiポケットウォーマーx1 )
辺りを装備して出歩きます。使い捨てのホッカイロなどより暖かい(というか熱い)ので、重宝します。
しかしハクキンカイロも急激に温度が下がると内部で触媒の反応が止まってしまうので、速効性重視で手を暖めたい場合は、温湯を入れたペットボトルを持ちあることもあります。予備で温湯を入れ替えたい場合は
3)山専用ボトル(サーモス)
をバックパックに入れておくと便利です。顆粒状の緑茶や紅茶を別にもっておけば、現地でお茶を楽しむことも出来ますし。
【α7s+LA-EA3+SAL70300G, f5, 1/30, ISO3200, 100(150)mm】
【α7s+LA-EA3+SAL70300G, f5.6, 1/25, ISO3200, 90(135)mm】
【α7s+LA-EA3+SAL70300G, f5.6, 1/15, ISO1600, 85(127)mm】
惜しむらくはモードの切り替え忘れですが、これもメニュー遡らなくてもカスタマイズボタン一つで割り当てることが出来たらなぁ…。ノイズと明瞭度のせめぎあいの調整でしたが、また課題が一つ残りました。
【α7s+LA-EA3+SAL70300G, f5.6, 1/15, ISO3200, 16(24)mm】
誰も通らない雪道、寝っ転がって広角で。
夜の撮影は風邪の素。体調を崩すと仕事やイベントに大きく響くので、この後は帰ってからお風呂で徹底的に温まるようにします。
【NEX-6+MC-11 EF-E+sigma 16-35 F1.8, f3.2, 1/15, ISO800, 29(43)mm】
「ゆきうさぎ」
1/26撮影分より。目と耳は、南天の実と葉から。埋め込みは、スパチュラを使って。そのまま押し込んじゃうと実が潰れるんね。
【NEX-6+MC-11 EF-E+sigma 16-35 F1.8, f3.2, 1/30, ISO800, (18)27mm】
朝出勤してくる人を驚かせてやろうと、6匹こさえてその辺あちこちに配置したのは内緒。うさぎ年がまた回ってきたら、年賀状にでも使おう。
【α7s+LA-EA3+SAL70300G, f5, 1/320, ISO100, 120(180)mm】
【α7s+LA-EA3+SAL70300G, f5.6, 1/320, ISO100, (300)450mm】
「山眠る」
【α7s+LA-EA3+SAL70300G, f5.6, 1/320, ISO100, 135(202)mm】
【α7s+LA-EA3+SAL70300G, f11, 1/60, ISO100, 210(315)mm】
【α7s+LA-EA3+SAL70300G, f11, 1/60, ISO100, 70(105)mm】
【α7s+LA-EA3+SAL70300G, f11, 1/125, ISO100, (70)105mm】
【α7s+LA-EA3+SAL70300G, f11, 1/125, ISO100, (70)105mm】
【α7s+LA-EA3+SAL70300G, f11, 1/125, ISO100, (70)105mm】
夜間降り積もった雪の林道を、朝一で。大野や勝山では、氷点下で霧が凍り付く「霧氷」というのも見られるそうですが、一度撮ってみたいかも。
【α7s+LA-EA3+SAL1635ZA, f4.5, 13, ISO100, 17mm】
【α7s+LA-EA3+SAL1635ZA, f4, 20, ISO100, 17mm】
「雪雲流るる」
降り積もった雪とスタートレイル、なんて組み合わせでも撮ってみたかったけど、今季は無理っぽい。
【α7s+LA-EA3+SAL1635ZA, f2.8, 1/2, ISO800, 30mm】
【α7s+LA-EA3+SAL1635ZA, f2.8, 1/2, ISO800, 30mm】
【α7s+LA-EA3+SAL1635ZA, f2.8, 4, ISO100, 24mm】
「冬と大木の肖像」
1/24撮影分より。向かって左から吹き付けていた雪のため、随分硬い印象で浮かび上がる大木。前編でも掲載していた被写体ですが、この日は三脚も持っていたので設定を追い込んで落ち着いて撮ることが出来ました。
【α7s+LA-EA3+SAL70300G, f5.6, 0.8, ISO100, 250mm】
【α7s+LA-EA3+SAL70300G, f5.6, 0.8, ISO100, 180mm】
【α7s+LA-EA3+SAL70300G, f5.6, 0.8, ISO100, 300(450)mm】
「Mitia (みーてぃあっ)!!」
イルミネーションを背景に、ライト付きオーナメントを撮影。レンズ前に流れ星の形をくりぬいた厚紙を貼りつけて。この技法をクリスマスシーズンからいくつかの撮影現場で試していましたが、主題と光源の大きさやボケ具合とのバランスが上手く取れなくて、コトノハさんで試した時もマスターから「おもしろくない」と一蹴。
暗いレンズで理想的な位置取りを探すのは結構むずかしかったようです。そういうところもあって、70-200 F2.8があるともう少し自由が利きそうかなと感じてるのですが…。
あれから何回か試行錯誤して、今シーズンはこの辺が限界です。
【α7s+LA-EA3+SAL70300G, f11, 1/40, ISO1600, 450mm】
雪の結晶を、試しに望遠で撮ってみ観ました。去年はTG-4でのマクロ撮影の挑戦だったわけですが、今年は結晶を撮るには中々条件が厳しかったかも。水分含んだ重い雪がほとんどだったので…。
これ、降りつもった雪の表面が氷に変わったところで玉雪とかじゃなく綿雪が新たに降ってくれたら、玉ボケを入れ込んだ絵が撮れそうなんやな…。来季に狙ってみよう。
【NEX6+SEL16F28+VCL-ECF1, f7.1, 1/250, ISO100】
「青空と雪華」
冬の青空と綺麗な雪景色の組み合わせは、もっとダイナミックに勝山あたりで九頭竜川に向けた絵が欲しかったところですが、チャンスは巡ってこなかったのでこの辺でガマン。
折角なので魚眼を持ち出して、なんちゃってダイナミックに。
雪の永平寺、雪の朝倉遺跡、雪の東尋坊に雪の左義長…。かつての雪国で撮ってみたいと思う場面は天気はともあれ仕事の折り合いなど、なかなか難しいもんです。
さて、去る三月も加速度的に多忙を極める季節。来週仕事での関東入りは、時間が許せば一足早い春を見物してから帰りたいところです。