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2017 AUTUMN MILKY WAY


明日10/20は月齢で新月。しかしながら、今のところ天気予報では曇りとなっているので、星空観察は厳しそうでしょうか。先日の17日の夜は久々にいい感じで晴れた夜空が広がりました。

9月以降に機会を伺い一度試しに撮影にも行った秋の天の川ですが、やはりこの時期の天の川は薄いために惨敗。そして10月に入ってようやくこのタイミングでリベンジと相成りました。

autumun milky way 01 
【α7sLA-EA3SAL1635ZA,  f4, 20,  ISO3200, 16mm, PRO1D PRO SOFTON[A](W
日本における夏季のタイミングで、地球の北半球は太陽系(天の川銀河系)の中央側に向いているため、密集した星々より構成される"濃い"天の川を見られた分けですが、過去記事で上げた「春の星、春の雷」では、実際には初夏の時期であったため割と楽ちんに観察出来たのでした。…しかしやっぱり秋の天の川はどうしても薄いみたい。

autumun milky way 03
【α7sLA-EA3SAL1635ZA,  f2.8, 15,  ISO1600, 16mm, PRO1D PRO SOFTON[A](W
肉眼でも薄っすらと見えていた天の川。星空観察の基本は南側に向いてみるようですが、
こちらは10月半ば23:00頃の北の夜空。割りと、横に伸びていく感じで走っていました。

せっかくなので星座の勉強を。

天の川の他に、気になってた明るい星が密集している部分。M45(プレアデス)星団というみたい。こいつが、所謂「すばる」なんね。

autumun milky way 04
【α7sLA-EA3SAL1635ZA,  f2.8, 20,  ISO1600, 17mm, PRO1D PRO SOFTON[A](W
雲もなく気持ちのいい晴天。秋も進みつつ、虫の声も大分弱まってきました。たまに天体関係の動画をみたりしますが、宇宙の途方もない広がりとか知った上で星だらけの空を見ていると、自分という存在がどうしてこの時この場所にいるのか。その必然性について、不意に不思議な気持ちになってきたりします。高々、原子によるアミノ酸・タンパク・脂肪他の集合体が、なんで生理的な電気信号で意識とかいうのを持っていて、その座標軸におって星なんぞを見てるのか。見なきゃならんのか。

autumun milky way 05
【α7sLA-EA3SAL1635ZA,  f2.8, 20,  ISO1600, 17mm, PRO1D PRO SOFTON[A](W), 比較明合成71枚15分 
夜の間に星がぐるぐる回れば、朝には仕事。いつもの日常が始まります。

10/21 (土)は20:00頃をピークとして一晩オリオン座流星群が降り注ぐようで。晴れてる地域の方は、せっかくだし宇宙に目を向けてみるのもいいのかも。




 
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