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馬鹿ばやし 2023 – 保存会ばやし - 


先の記事に引き続き、「馬鹿ばやし」保存会 芸能部の皆さんによる演舞の様子を綴っておきます。

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【α7Ⅲ+LA-EA4 + SAL70200G, f2.8, 1/30, ISO6400, 70mm, CPL filter】
舞台に雲水が登場し、お鈴を鳴らして場を清めると、馬鹿ばやし第3部の幕開けです。大体20時位から。

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【α7Ⅲ+LA-EA4 + SAL70200G, f2.8, 1/30, ISO6400, 150(225)mm, CPL filter】
馬鹿ばやし奉納で受け継がれる面は現在37程あるようです。朝倉氏の御用商人「多田善四郎」が寄贈したものだとされているとか。

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【α7Ⅲ+LA-EA4 + SAL70200G, f2.8, 1/30, ISO6400, 150(225)mm, CPL filter】
舞台は照明されていますが、暗めの色の面「青ぼうず」に笠をかぶっているため、雲水の撮影が今回思い通りに行きませんでした。以下、全ては網羅出来ませんが、分かる範囲で面の名称もメモしておきます。

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【α7Ⅲ+LA-EA4 + SAL70200G, f2.8, 1/30, ISO6400, 105mm, CPL filter】
囃子は「小太鼓・笛・かね」で構成され毎回同じ演奏ですが、一役者ごとの演目中にどんどんと速さを増していきます。その中で「太鼓打ち」の声や身振り・手ぶりを交えての「見え切り」の面白さが、馬鹿ばやしの真骨頂に感じました。

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【α7Ⅲ+LA-EA4 + SAL70200G, f2.8, 1/80, ISO6400, 200(300)mm, CPL filter】

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【α7Ⅲ+LA-EA4 + SAL70200G, f2.8, 1/25, ISO3200, 120(180)mm, CPL filter】

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【α7Ⅲ+LA-EA4 + SAL70200G, f2.8, 1/50, ISO3200, 70mm, CPL filter】
演目間に、笛の奏者による「ぴょろろろろー」といった音入れも、なんだか少し脱力した感じで非常にユーモラスです。

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【α7Ⅲ+LA-EA4 + SAL70200G, f2.8, 1/50, ISO3200, 160(240)mm, CPL filter】

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【α7Ⅲ+LA-EA4 + SAL70200G, f2.8, 1/80, ISO500, 200(300)mm, CPL filter】
「きばり」


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【α7Ⅲ+LA-EA4 + SAL70200G, f2.8, 1/125, ISO500, 180(270)mm, CPL filter】
「くもすけ」

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【α7Ⅲ+LA-EA4 + SAL70200G, f2.8, 1/125, ISO5000, 135(202)mm, CPL filter】

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【α7Ⅲ+LA-EA4 + SAL70200G, f2.8, 1/60, ISO12800, 180mm】
3部中盤あたりで、乱入気味に「でこ」の登場。「馬鹿ばやし保存会」は、令和5年度の福井県文化功労賞を受賞したということで、これを受けての宣伝を兼ねた寸劇が入っていました。「最後まで見てくれると良いことがあるよ!」と、役者の飄々とした語りが、周りの笑いを誘っていました。

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【α7Ⅲ+LA-EA4 + SAL70200G, f2.8, 1/50, ISO8000, 140(210)mm】
「般若」

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【α7Ⅲ+LA-EA4 + SAL70200G, f2.8, 1/50, ISO8000, 180mm, trimming】

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【α7Ⅲ+LA-EA4 + SAL70200G, f2.8, 1/50, ISO8000, 200(300)mm】
「でめきん」

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【α7Ⅲ+LA-EA4 + SAL70200G, f2.8, 1/50, ISO8000, 180mm, trimming】
「ひょっとこ」

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【α7Ⅲ+LA-EA4 + SAL70200G, f2.8, 1/50, ISO8000, 160(240)mm】
演技中に茶々の入るシーン。過去動画で予習した際からここも楽しみの場面でした。

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【α7Ⅲ+LA-EA4 + SAL70200G, f2.8, 1/125, ISO5000, 90(135)mm】
神楽鈴を振りながら挑発する「赤ざる」。「滑稽の中に上品さもある」と評される馬鹿ばやしですが、なんとなく分かる気がします。

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【α7Ⅲ+LA-EA4 + SAL70200G, f4, 1/80, ISO6400, 140(210)mm】
「お多福」


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【α7Ⅲ+LA-EA4 + SAL70200G, f4, 1/80, ISO6400, 130(195)mm】
「白おきな・白おうな」


230524 bakabayashi 32 re
【α7Ⅲ+LA-EA4 + SAL70200G, f4, 1/160, ISO6400, 160(240)mm】


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【α7Ⅲ+LA-EA4 + SAL70200G, f4, 1/160, ISO6400, 200(300)mm】

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【α7Ⅲ+LA-EA4 + SAL70200G, f4, 1/160, ISO6400, 135mm】
トリの「大べしみ」。ここは毎回決まっているようです。3部だけでも16ものお面が登場した、ということになりそうでしょうか。

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【α7Ⅲ+LA-EA4 + SAL70200G, f4, 1/60, ISO3200, 200(300)mm】
トリを飾るだけあって、非常に見応えのある演技でした。勢いの余り鉢巻が下がって最後は目隠しの状態になっていましたが、例年と違ったものが見られたということで、これもアリかと思いました。

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【α7Ⅲ+LA-EA3 + SAL1635Z2, f11, 1/15, ISO3200, 16mm, CPL filter】
舞台前には座席が組まれており、最後列の後ろに立って今回は撮影しました。神社の拝殿縁側からも観覧されている方もおられました。報道の映像を見ていると、演者にもっと寄って迫力のある様子を捉えているようです。70-300mmのレンズを持って行っても良かったかもしれません。

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【α7Ⅲ+LA-EA4 + SAL70200G, f2.8, 1/40, ISO6400, 120mm】

230524 bakabayashi 38 re
【α7Ⅲ+LA-EA3 + SAL1635Z2, f2.8, 1/20, ISO6400, 26mm, CPL filter】
主催からの挨拶のあと、縁起物として、あんぱんが配られていました。物価高のこんなご時世なのに、ありがたいご奉仕でした。

230524 bakabayashi 39 re
【α7Ⅲ+LA-EA3 + SAL1635Z2, f2.8, 1/200, ISO6400, 30(45)mm, CPL filter】
非常にローカルな催事ですが、400年の厚みのある伝統を間近で感じられる良い体験となりました。福井駅からも徒歩圏内ですので、旅行者の方も行程に組み込みやすいのではないでしょうか。

撮影日 2023/05/24


 
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