ワンフェス2018冬のレポート、残り分を続けていきます。
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WF2018W
フォトレポート –神姫・FAガール・メガミデバイス他 編-
WF4-07-10 リボル部
フルアクション ガブリーヌ改(原型:OZ 様)
神姫関連のアイテムは多くないものの、古くから取り組まれているディーラーさんでは未だ力作が発表されていました。ウチもこひるちゃん用になんか作りたいかも。
WF4-13-03 A-1(あー・あいんす)
あー・あいんす様からは、定番のプラズマウイングやコンソールのアイテムが出品。材質についてお伺いしましたが、知ればなるほどと思わせるアイデアに富んだ作品でした。
WF4-16-06 とみ屋
サーバルちゃん ぽもっく (tomise 様)
少し毛色の違った作品にも注目してみたいと思ってチェックしていたディーラーさまです。毛糸(レース毛)で編まれた、愛らしいポモックやサーバルちゃん他が展示されていました。中に芯が入ってるのでしょうか、ポーズを自由に取らせることも出来たようです。
WF4-19-02 D’s
ホイールギアR(原型:事業部長わたなべ
様)
ウサギ型のモノクルから脚部を反転して三輪走行タイプにも変形可能なサポートメカ。ユーザビリティの高い価格設定で、完売するほどの人気だったようです。このほかサイクル型の可変サポートメカも展示されていました。
WF4-19-16 MANHATTAN BLUE
SOLロードストライカー(原型:はにわさん 様)
前回のWF2017Sで轟雷改をいの一番に購入させてもらったMANHATTAN BLUE様から、新作はSOL対応のロードストライカー。本家と見紛う程の親和性の高いデザインで、10時の開場後に列形成が出来、1時間で売り切れるほどの好評を博したようです。購入費用をキープしてたのに、全然買えなかったぞ。メガミデバイス絡みでは、次も隠し玉を用意しているそうです。
F5-01-07 Lazy cats
works
メガミデバイスWISM改造パーツ「ナイチンゲール」(原型:ふたみん
様)
FAガールでも素体の発表がたくさんなされていますが、マシニーカ対応のものも展示がされていました。メガミデバイス公式が、版権フリー(もちろん規約を守った上で)で関連アイテムの開発を支援して下さっていることもあって、今回のワンフェスではディーラー同士も含めてファンの間での盛り上がりがさらに高まっている印象でした。
なお、こちらの「ナイチンゲール」は同人通販の「BOOTH」でもお取り扱いがあるようです。
WF5-04-09 ひっそりろふと
FAガール迅雷用フェイスパーツセット (suu 様)
先の記事、ワンフェス前夜のガルパン オフ会でも隣席でご一緒させて頂いたsuu様の卓より。迅雷用のフェイス4種と対応のデカールがセットで頒布。分身した迅雷ちゃんがお客さんをお出迎えしていました。当然のように完売。ウチも分身出来たら、自ブースでレジしながら買い付けに行けたんですが…。
WF5-04-10 アシュタイル
メガミっぱい(原型:作者(仮)様)
ストラトレイダー(原型:作者(仮)様)
スワロウテイルユニット(原型:樹 様)
安心クオリティでコスパの高い胸パーツといえば、アシュタイル製「メガミっぱい」。ネーミングセンスの勝利な感があります。ブラの細かい装飾なんかは、やはり3D原型を起こされているんでしょうかね。サポートアイテムだけでなく、センスあふれるオリジナルのメガミデバイス換装用ユニットの展示・頒布も見れました。
WF5-10-04 マテリズムワークス
制服キット(原型:Rikka様)
1/12汎用オリジナル武器(原型:コジロー様)
コトフェスでもお見かけしたRikka様製作のアーキテクト/NW(ナイトウイング)ちゃんが看板娘をしていた、マテリズムワークスさんから。お仲間との合同出展のようで、この他オリジナルデカールの販売もされていました。
WF5-23-03 TRY-3
1/12 武器各種 (原型:緋龍 様)
個人では「緋龍工房」の名で展開されている、緋龍製の武器各種が頒布。中二心をくすぐる武器名に、市販品では中々お目に係れない形状の洗練されたアイテムが展開されていました。
WF6-11-13 ゑむBOX
スナイプ用改造パーツ「SWORD」(原型:matsuya 様)
会場内でも公式から10・11弾の「ランサー・ランチャー」の発表がありましたが、こちらは先んじて騎士タイプのデザインでまとめられたオリジナルメガミを展示されていました。ワンフェスの終わり際に寄ったため、照明が切られちゃってたかな。フリーマルチパネルによる囲み式の展示は照明が無いと光量が激減するので、撮影が難しいですね。
WF6-22-2 muscuto
メガミデバイスASRA忍者
改造SET 他
昨年リリースの朱羅改造パーツでもキット量産に携わるなど、ほとんどメガミデバイス公式といっても差し支えの無いmuscuto様の卓より。流石の人気ディーラーで開始直後から、長い列が形成されていました。メガミ関連とは別に、PSO2の造形などを間近で拝見すると、表情パーツのチョイスや作り込みが非常に参考になるものでした。
WF6-30-02 B.M.W
轟雷・改(轟雷改造パーツ) (原型:長崎さとる 様)
模型雑誌でもおなじみの著名モデラー 伊藤霊一・田中冬志・長崎さとる氏らによる合同ディーラーより。フレームアームズガールからの逆スピンオフ、FA 轟雷・改が新作発表されていました。B.M.Wは18年間も続いた老舗ディーラーのようですが、今回で解散ということでちょっと残念ですね。
WF7-16-9 若葉軽工
(製作: すいれぃ 様)
WF2017Sで浴衣製作について布服談義をさせて頂いた若葉軽工様より。いつもの和風衣装の出品に加えて、マフラーを含む冬物のアイテムも揃えられていました。マフラー製作は実は今回製作スケジュールから外した関係もあって、製作法を少しお聞きさせて頂き大変有意義な情報交換が出来ました。
■WF2018W フォトレポート –オリジナル 編-
続いて、個人ディーラーの中でも思わぬ掘り出し物が見つかるオリジナル
ジャンルの作品から。
WF4-08-12 すみ流し
1/12 石油ストーブ(製作KGマサユキ 様)
実際に点灯する石油ストーブから丸型・角型各種。このほかにも火鉢など日本の情緒を駆り立てるクオリティの高い作品が並んでいました。今回のゆらゆら行灯製作についても、前回のWF2017Sでこちらのディーラー様の作品に触れて感銘を受けたところが大きかったりします。
WF4-11-10 結晶洞窟
肉まん要君(原型:幼師人 様 / キャラデザイン:ヤドクガエル 様)
チェックリストに無かったものですが、吐く息の白さを表現したこちらの作品に目が留まり撮影させて頂きました。
WF4-13-05 オルドビス
1/4 シーラカンス・スピリット(原型:スタージョン 様)
1/12 3Dアクチラムス
これまであまり関心を寄せていなかったジャンルですが、剥製のようにリアルな造形に魅せられて原型師さんにお話を伺いました。多様な材料で作品を仕上げられているそうです。木材を芯に、エポパテ・プラ板・スカルピーなんかも複合的に使うとか。単一の素材でないと表面仕上げが苦労しそうですが、その辺は流石のプロの腕でいい塩梅で使い分けるのかな。業者複製だそうですが、1/4とはいえ大型のシーラカンスが遠心でぐるぐる回っているところを想像してちょっと面白かったかも。
(2018 11/10に紹介内容を訂正させて頂きました。)
WF4-13-08 M.I. MOLDE
イグザイン (企画 M.I.MOLDE 様)
WF2017Sのレポートでも取材させてもらった、静岡の型製作企業からの出展。御大デザインのロボイグザインがパワーアップして登場(卓は小さくなった?)。一色成形のミニザインバリエーション(14種)の販売の他、フレームに装甲をかぶせるタイプ(Ver. Hi)の試作品も公開されていました。
製造業に携わる中小企業への応援「JMRP (Japan Manufacturing Revitalization Project): 日本製造業活性化計画」の沿革の中で、活動のPRのために無償でデザインされたのがイグザインなんだそうです。リーマンショック以降倒産企業の減少などで一見ゆるやかな復帰を見せる中小も未だ抱える人材不足や設備老朽化という問題に現在進行形で直面し、長期的な見通しの立ちにくい実情なんかを知ってもらう契機としても、一定の役割があるのかもしれませんね。多くは無いでしょうが、この辺に興味がわいた人は中小企業庁の白書なんかもちらっと見てみてもいいかもしれません。こちらのディーラーの今後の動向にも興味深いところです。
WF4-15-20 NIGHTBLUE
ヒャッカちゃん (原型:mamo 様)
PIXIVのイラストレーター“つくし”様デザインのキャラクターを立体化した作品。商業化ベースに未だ載ってない人気作家のとのコラボレーションも非常に盛んになっている印象があります。このヒャッカちゃんを題材にした作品は他ディーラーでも発表されていたようです。
WF4-16-10
魔胎都市 円城咲耶 (原型:トキチ 様)
名古屋ねんど会主催、関西圏でも精力的に造形活動されているトキチ様より。こちらも同人を元にしたキャラクター原型が展示・頒布されていました。
WF5-02-10 絶対帝国
詐セットちゃん(原型:ニャンヌ 様)
ワンダー詐称ケースから版権フリーを公表するキャラクター「詐セット」ちゃんの立体化。今回は展示のみだったようです。他にマグネットのグッズを頒布するディーラーもいるなど、次回以降の動きにも要注目。
WF5-04-02 凸と凹の店
大阪の模型製作スペース 「凸と凹の店」様卓から。モデフェスでも見かけたNEETシリーズが大々的に展示されていました。お土産に買いやすい、安価な価格設定でしたね。
WF5-05-02 イワシ金属化
イワシスプーン・フォーク / 沢ガニカブトガニ/ M1 KEGANI TANK
イワシの特売をされていたようです。近隣卓を撮っていると、「もうイワシを買いに行ったか?まだ余ってるぞ。急いで行ってきな!」等というやり取りも聞こえてきました。どうやらかなりカルトな人気を誇っているようでした。M1エイブラムスと毛ガニの融合作品も初めて拝見しましたが、正直カッコよかった。
WF5-06-06 Archive
ステンシル(原型:
kim. 様)
WF5-08-04 イイ! デザイン! 3D!
1/6 エグゾスケルトン (原型:Exzos.net 様)
3D原型の出力ではクホリアを扱った作品も多くみられましたが、こちらもそのうちの一つ。今回はPRも兼ねているということで、3Dデータのフリー配布も行われていました。ワンフェス終了直後から3Dデータの不正取得の件がSNSを賑わせていますが、立体物の提供のあり方や権利についても、これまでのイベントとは異なったステージに移行しつつあることを実感させられるものでした。
WF5-09-05 かたち屋
炬燵坊 / 瓦坊 /獅子坊 / 鯨坊 /急須坊 (原型: TARO様)
猫の娘 (原型:目出る金 様)
商業原型の合間にデザイン・造形されたというTARO様から新作の炬燵坊が出展。Twitterではご本人の武者頑駄無のアイコンと、リツイートがガンプラ関連のフォロワーから回ってくることが多いイメージでしたが、ガンプラモデラーでは無いということでした。デザイン自体はラフなスケッチのみを元にしているそうで、実際に手を動かして煮詰めて行っているとのこと。今後も日本の調度をモチーフにした個性のあるキャラクターが生み出されることに期待大です。
低照度下で回転台を利用したディスプレイが組まれていましたが、こういった場合の撮影は難易度が大幅に上がると感じたところ。もう少しISOを上げて対処すればよかったかも。
WF5-14-12 杉村智治
降三世夜又(ごうざんぜやしゃ)明王立像 ・ 風神 (原型:SUGI 様)
京都市立芸大に通う未だ学生さんの作品。風神の方の元イラストも、お姉様(ケルンツ@GG新刊通販)が担当されているそうです。
降三世明王は五大尊像の一角、体表解剖などの基礎もしっかり学んだ上で造形に活かされており、仏像の雰囲気がキャラクターフィギュアの性質とうまく合わさっているかなりのインパクトを感じる作品でした。途中原型で夏に向けてまた展示されるようなので、今から期待と注目が集まる作品です。
WF5-18-04 ワンダー詐ショウケース
遮光器 Θ3Θ(原型:ものびゃー;; 様)
今話題の、ワンダー詐ショウケースから。よく考えると、本家のWSCに写真を全く撮りに行ってませんでした。ものびゃー様の新作は裏表で土偶と人物の両方から鑑賞出来る趣向で、半回転する台座でディスプレイされていましたが、照明もしっかりしていたので観覧・撮影者に対する配慮もしっかりとしたものでした。
WF5-18-05 クレイグゥ
UFOガール (原型:クレイグゥ 様)
今回も斬新なオリジナルキャラを発表しているクレイグゥ様の作品。ディフォルメを効かせたUFOが、ただの胸像で終わらせないセンスが秀逸でした。
WF5-21-14 アビエニア+まにまに+seneca
電柱さんあるいはMr. H Pole(原型:ぐらまに 様)
「動く廃墟 エレヂング」の撮影目的で訪問させて頂いたのですが、気付いたらこっちばっかり撮ってました。
WF5-27-08 klondike
新作「wakker」の展示。公式の彩色ももちろん素晴らしいものですが、モデフェスで見かけた作例のように、ファンの発想でどんな仕上がりで完成品が上がってくるのかも非常に楽しみな作品です。
WF5-30-02 匠工房
盆像シリーズの新作から「お狐神像」。ところで狐モチーフのアイテムって、ワンフェスではかなり目にする機会が多いような気がします。お稲荷さんにまつわる物品は、おろそかに扱うと大変な目に合うとよく子供の頃に親から言われてましたっけ。
WF5-31-04 工房atara
不動明王 他 (製作:工房atara 様)
静岡からお越しで、木材をメインに立体造形をされているようです。看板の絵もご自身で描かれているとのこと。なんとも、絵本の中のような世界が広がっていました。
WF6-13-01 レゴ道
SNSでもよくお見かけするMoKo様を始めとするレゴファンのブースから。結構な卓数を確保されていたのでしょうか、規模も大きいものでした。巨大な作品「魔王」の存在も、これに大きく一役買っていた印象です。
WF6-13-02
ブロックで作るメカトロウイーゴ (アルト 様)
レゴ道に引き続いて、版権物を扱ったレゴキットの販売。こういうのも、意外と版権が通ったりするんですねぇ。本家WEGOを丁度SD化したような独特のバランスが撮っていて楽しかったです。
WF6-16-16 霧乃杜
東北ずんこ・イタコ・キリタン (原型: torisi 様)
霧乃杜(注 ○杜: もり⇔ ×社: やしろ)さんからは新作 東北ずんこをひっさげて3姉妹がそろい踏み。地元愛でそろえるキャラクター造形ってなんだかイイですね。
WF6-17-03
オリジナルチェア「浮世」 (製作:StudioPenguinLibra様)
ワンフェス初参加で元々デザイナーズチェアの展示を検討されておられたそうですが、申請の関係でオリジナルの作品に変更されたようです。透明UVレジン(デコレジーナ)の中にバラを閉じ込めた手製の椅子を展示されていました。バランス的にはベンチくらいの大きさ位だったでしょうか。次回の椅子作品にも期待。
WF6-19-03 七竃
きせる・ねこじゃらし(原型:七竃 様)
猫のお侍さんがモチーフで、それぞれ所持している小道具に因んだ名前をもっているいようでした。ディスプレイの敷布が猫のシルエットなのが、これまたカワイイ。
WF6-22-10 らーめんどんぶり
犬娘のアルマさん(キャラデザイン: 吉川英郎 様 /原型:Dokon 様(POLY-TOYS))
3Dによる原型製作から、出力はFDM方式でも改良の進められている”クホリア”によるとのこと。今回は展示のみでしたが今春よりPIXIV BOOTHでの予約受付が開始予定だそうです。
3D造形はソフトウェアから出力のハードまで、個人でリーズナブルに行える組み合わせが、なかなか素人には未だ分かりにくい部分が多いですね。企業ではFORM2を導入するところも増えつつあるようだし、かと言ってそんな高価なものは個人で買えないし。FLASHFORGEとかではダメなのかな…。
WF6-23-08 紅塑会
カメラ用マニ車 (原型:よこやま 様)
「徳の高い撮影をしよう!!」の触れ込みで頒布されていた「カメラ用マニ車」。あのチベット仏教の法具ですって、なんのこっちゃw 眩しくて思わず撮影してしまいました。
WF6-24-11 VISPO
& CREA MODE
FGO作品のイメージの強いVISPO&CREA MODEさんですが、新作はオリジナルのものも発表されており、沢山の方が撮影しておられました。遠くからしか見れなかったので、またの機会にじっくり見に行こうかと。
WF6-24-13 猫地蔵
浮き狐 / にゃんこ先生面指飾り
他 (原型:mori様 / 彩色: よっしー様)
猫地蔵様から、「浮き」シリーズ最新作。鬼灯の冷徹などの版権ものも扱っていたので、作風からてっきり女性かと思いきや男性の方が手掛けられておりました。通信販売をされていないということで、イベントでのみ入手出来る素敵な作品がたくさん取り扱われていました。
WF7-06-09 工房水無月
ミョウバン結晶
なぜ、ワンフェスでこのアイテムの選定なのか?不思議に思いましたが、自然の「造形物」ということなのでしょうか。面白くて撮影させて頂きました。成長した結晶と合わせて、育成キットの販売もあったようです。考えれば当たり前ですが、化学特性に基づいて規則正しくミョウバンが配向されていくので、磨かなくても高い透明度を実現しているのだそうです(むしろ水溶性なので水研磨出来ない)。どくれくらいで大きくなるのか興味があったのでお伺いしましたが、企業秘密なのだそうです。ワンフェスは、商材探しの客もいるのか、こういった辺りは結構デリケートというか警戒されているのでしょうかね。
WF7-16-12 蝸之殻
Arche (illustrated by neco) (原型:蝸牛 様)
2018上海WFの開催も決定し、中国の方が手掛ける原型も個人ディーラーブース各所で注目を浴びていました。FAガールやメガミデバイスファンならずともご存知の方も多いかと思われる日本のイラストレーター”neco”様のメカ少女を扱ったこちらの作品も、中国の原型師様が手掛けたものとなります。蝸牛ってカタツムリなんで、ディーラー名はカタツムリのからってことですねぇ。
購入予定のリストにあったものですが、運よく在庫も残っていたので無事に買い付けることが出来ました。十分に撮影出来なかった感があるので、キットを作って撮るのが今から楽しみ。
WF8-15-06 North.9
「アリス」 ヴィネット (原型North.9 様)
不思議の国のアリスをモチーフにした、オリジナル ヴィネット。あからさまに見える支柱等も無い、浮遊感を巧みに表現するセンスに沢山の観客が惹きつけられていました。
WF8-17-10 うさぎ家
1/8 重兵装型女子高生 Null (原型: ウサギ 様)
「オリジナル」のカテゴリーで掲載したものの、先のneco様による重兵装型女子高生シリーズ他はfigmaやスケールフィギュアの原型が今回企業ブースでも発表されました。徐々に商業化している微妙なラインですが、こちらで紹介。ウサギ様によるNullの発表は昨年すでになされていますが、WF初としては1/8 Chain:saw 08 (デザイン:ポコ様)も頒布されていました。残念ながら立体展示はありませんでしたが、興味深い作品だったので購入。組み立て・彩色後にいずれまた撮影してみようと思います。
WF8-29-05 田中快房
廣寒宮 / 魚将行 (原型:袁星亮 様)
こちら田中快房様の卓でも、中国の原型師様をお呼びしての展示。一般的な日本のフィギュアではお目にかかれない造形センスは、言葉を選ぶのが難しいですがとにかく刺激的でした。魚将行はサイズも大変大きく高額の作品だったようですが、それでも完売していたそうです。
ちなみに、今回から導入した真空脱泡器の扱いについては試行錯誤と勉強の上で、本ディーラーの田中快房様のtweetから最も的確な解決策が見つかりました。興味のある方は遡って参考にされると良いかもしれません。
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総括
以上、 WF2018冬に撮影させて頂いた分を掲載いたしました。撮影許可を快諾下さったディーラーの皆さま、誠にありがとうございました。
総括として、今回のワンダーフェスティバルの参加も実りの大きいものであったと振り返ります。昨今落選の確率の高まった本イベントで、他ディーラーとの交流関係の重要性を感じるとともに自ディーラーを複数に分散するような対策も考えられることを知りました。寄せて頂いたKyotoFigure様に、深く感謝します。
なお、撮影については巡回するテンポも含めて反省の多いものとなりました。事前チェックを行っていた半分も回り切れませんでしたし、さらに撮影データの半分も使い物にならなかったのも、イベント撮影の難しさを痛感するところでした。スピードライトのマニュアル設定に振り回された結果、前回より歩留まりが悪いのはなんとも不本意な結果なわけですが、これも経験ということで次回への試金石にしていこうかと(NEX-6の後継にα7R2を導入するか、それともα7Ⅲまで待つか…)。撮影技術とは別に、会場のこのあたりは照明が暗いだとか、この辺りは綺麗な玉ボケを背景に入れやすいなどといった部分も少しづつ分かってきました。
イベント全体としては、前二回の参加と比べて一般客の減少を感じたところですが、SNSの待機列報告なんかを見ても実際に少なかったようです。一方で午後になって客足が増えてきた感触でした。主観なので正確性を欠きますが、前回よりも空席が少ないような気もしました(前回がやたら多かった部分もありますが)。
さて、次回イベントは再度KyotoFiugre様とご一緒して5/5の新生TF, トレジャーフェスタ・ネオ in 有明1に参加したいと思います。出展内容は未定ですが、決まったらまたBlogでお知らせします。
■ 原型製作者リスペクトの観点からなるべくお名前を載せるようにしています。なるべく丁寧に確認を行っていますが、誤りがある場合は一報頂ければ幸です。また、掲載削除の必要がある場合も速やかに対応致します。
■ ディーラー関係者に限り、撮影画像がお気に召しましたらご自由にお使いください。