第23回 福井プラホビーコンテスト フォトレポート 前編

 2018 FPHC 01

6/16()17()の日程で2018年も開催されたプラホビーコンテスト。1920回以来、お仕事の都合で出品出来なかった本イベントですが、今年は都合が付いたため久しぶりに作品を持ち込んでの参加となりました。直前で日曜の予定に変更が生じたため、今回は16日に観覧してきた作品についてレポートして行きたいと思います。


2018 FPHC 02

北陸は福井市、中心の福井駅を少し南に進んだところにあるショッピングシティ・ベルにて毎年6月中旬の土日に本イベントは開催されています。


2018 FPHC 03 

ショッピングモールの開館は10時からでイベントの時間もこちらに合わせたものですが、会場となる3F あじさいホールには屋上駐車場から入ることも可能です。


2018 FPHC 04

地方開催の模型イベントとしては企業も参加する比較的規模の大きいもので、報道各社の取材も入ります。期間中、屋内外ではタミヤ主催のラジコン体験スペースも。


2018 FPHC 05 

モデラー・企業が皆でイベント作り盛り上げて楽しむことに主眼の置かれているそうで、家族・親子連れでの参加も多いのも特徴でしょうか。


2018 FPHC 08

ホール館内では各社の物販も準備されていました。


2018 FPHC 09


箱無しのお買い得キットや、


2018 FPHC 10 
ハセガワ様から掘り出し物のジャンクパーツなんてものも。

2018 FPHC 06

23回 を迎える本コンテストのテーマは「飛躍」。16日当日、450点近く(6/16 18:00時点)寄せられていた作品の中から楽しみながら撮らせて頂いた力作を前・後編の二回に分けて紹介して行きます。


なお、今年から作品受付の流れやレギュレーションに関しても変更(持ち込み数5つまでの制限 / 展示スペースは60x60cm制限 / フルスクラッチは評価対象外 等)があったようです。過去に参加したプラホビーコンテストに比べて、作者名の記名に関してもかなり厳格に実名表記を求められていました。他の展示会ではモデラーネームを使用する機会も多いと思いますが、特に告知案内や事前配布されている作品カード用PDFに目立って指定が無くても実名で記入しないと結構強い調子でスタッフさんに注意されてしまいます。訂正を受けている作品カードがしばしば見受けられましたが(私もですが)、これに伴い会場でのSNS投稿の配慮についても繰り返し注意喚起のアナウンスがなされていました。特に来年以降新規に参加を考えられている方は、コンテストのスムーズな運営に協力する為にもよく確認しておく必要がありそうです。


というわけで、この手のレポートは毎回製作者リスペクトの観点でモデラーネームや原型師様のお名前も併記させて頂くようにしていますが、今回はプライバシー保護のため無表記とします。



■ エアモデル
2018FPHC A01

VF-31A スーパーカイロス


2018FPHC A02

デルタ小隊 格納庫での1コマ

マクロスΔのファンにとっては、ハヤテを取り巻く歌姫たちの表情まで想像を掻き立てる素敵なジオラマ。


2018FPHC A03

Danger Zone」を聴きながら

上作品と同じ作者の出展より。こちらも発進シークエンスの緊張感がありありと伝わってきます。


2018FPHC A04 

EA-18G ベイダー


2018FPHC A05

統合自衛隊 F-4EJ改 &F15J


2018FPHC A06

「もしも…マクロスワールドの統合戦争が実際に続いていたら?」

独自のIF設定も興味深いものでしたが、5つまで作品出展制限の枠を上手く利用しながら見ごたえのある配置になるよう工夫がなされていました。


2018FPHC A07

VF-1S スーパーファイター


2018FPHC A08 

タマゴ F-15MJ


2018FPHC A09

3 スチラ・ドゥ

王立宇宙軍~オネアミス~ 登場の空軍 プロペラ戦闘機。小ぶりながら、出来のいいPLUM製のキットを元にオリジナルでロシア機風に仕上げたそうです。繊細で清潔感のある作風に一際目を引かれました。


2018FPHC A10

Project fairy


2018FPHC A11

Me262A-1a 他


2018FPHC A12

たまごひこ~き 飛躍


2018FPHC A13

小説「架空の鳥」より


2018FPHC A14

VF-31J改 ジークフリード デカルチャー ver.

ハセガワのキットに、バンダイのデカルチャーver.デカールを使用した豪華仕様。ベクターノズル他が点灯するギミックも仕込まれていたようです。


2018FPHC A15

スーパーマリン ウォーラス Mk

昨年発売されたばかりのエアフィックスの新作より。複葉機は初製作とのこと。ベースも含めて落ち着きのあるとても上品な作品でした。


    AFV

2018FPHC AFV01 

97式中戦車


2018FPHC AFV02

M48A3 プレイボーイ号


2018FPHC AFV03

Panzer Ausführung J


2018FPHC AFV04

肉薄するソ連兵


2018FPHC AFV05

ブラバムBT52


2018FPHC AFV06

戦車博物館

 Leopard1(Takom) / 61式戦車 (Finemold) / T-90A (MENG) / Mk. V (MENG) / Tiger I (Dragon)

第一次世界大戦から現代までの戦車を一堂に会した戦車の情景ジオラマ。博物館に見立てた大型の作りが、多くの方の関心を誘っていました。フィギュアはタミヤからの流用といういことで、かなり幅広いメーカーからキットを活用されているようです。


2018FPHC AFV07

2018FPHC AFV08 

Ⅳ号戦車 J

AFVのジャンルではこちらの作品を鑑賞している時間が、一番長かったと思います。全方位で見ていて飽きの来ない、非常に練られた構図で製作されているように感じさせられました。


2018FPHC AFV09

継続高校 タワーワゴン


2018FPHC AFV10

知波単’s


2018FPHC AFV11

MUSEUM ~温故知新~


2018FPHC AFV12

冬のキングタイガー


2018FPHC AFV13 

ピンクパンサー



    バイク・カーモデル

2018 FPHC BC01 

マクラーレン570S


2018 FPHC BC02

Ferrari512BB


2018 FPHC BC03

タイレル P34


2018 FPHC BC04

シトロエン モバイルキッチン

シトロエンのキットを扱ったモデルは他にも見受けられましたが、バイクやカーモデルは特に情景モデルとして仕上げることで、こちらのジャンルに造詣があまりなくても興味を引きやすいなぁと感じました。


2018 FPHC BC05

フェラーリSF70H


2018 FPHC BC06

T-80U


2018 FPHC BC07
2018 FPHC BC08 

ミスターXⅡ(俺流マシマシで…)


2018 FPHC BC09

ポルシェ935ターボ ヴァレルンガ 他


2018 FPHC BC10

ヤマハYZF750 

2018 FPHC BC11
テック21F2R750  
2018 FPHC BC12
   RC213V
2018 FPHC BC13

3作品とも同じ製作者様から。「ディティールアップ・フルディティール」とだけ書かれたコメント欄に、手を入れた箇所が多すぎて記載するのを諦められたのか妙な説得力を感じる作品でした。写真を撮っておられる方も多かったです。


2018 FPHC BC14

The leaping NSX

カーモデル本体は勿論、展示方法も素晴らしかった一品。所謂、LEDブラックホールという作りでしょうか。


2018 FPHC BC15

La genealogia di Enzo

同系統車種を系譜順にパール塗装を交えて揃えられた労作。美しいの一言。こちらの作品に限りませんが、会場は一つの卓に背中合わせになるように作品を並べて行く形になるので、どうしても他作品が背景となってごちゃつきが出てしまうケースが多いのがおしいところ。鑑賞できる角度に制限を設けてしまうデメリットもありますが、背面に衝立とかある状態で是非じっくり撮りたかったなぁ。


2018 FPHC BC16

三菱キャンター(2代目T90型)


2018 FPHC BC17

フィーク スカイライン ワゴン


2018 FPHC BC18

パンダ86


2018 FPHC BC19

夕暮の恋人たち

電飾を利用した情景モデル。大人の雰囲気が漂っています。

カーモデルの勉強をしてみる目的で過去にカウンタックを製作した時以来、ボディをコンパウンドで磨いて艶アリで仕上げるのが定石だと思っていたのですが、こちらはメタリック塗装の上にマット仕上げを施されていました。最近SNSでもマット仕上げのカーモデル作品を見る機会がありましたが、流行ってんのかな?


2018 FPHC BC20
クラリスとの出会い・前日譚

    艦船モデル

P6160288.jpg 

大和

「飛躍的」な作り込みの施された、大和のジオラマ。大砲の音が聞こえてきそうな臨場感です。


P6160478.jpg

列強の飛躍 1905.5.27 対馬

日本海海戦にてバルチック艦隊を破った歴史的シーンの再現ジオラマ。LEDの点灯ギミックで艦隊戦の激しさを上手く演出されていました。

一日目に限っては、艦船のジャンルはこの他に少し散見される程度で数としては少ない印象でした。また大きく細長いアクリルケースに収めての出展は、少なくとも撮影者側からするとかなり撮り難いところです。


    鉄道

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JR115系(ヒミツのここたま)ラッピング電車

過去のコンテストでも受賞経験のあるモデラーさんから、独立した卓での展示。静岡ホビーショー等でも制約上展示の難しいジャンルなので、ここはプラホビーコンテストならではだそうです。動く車輌の楽しさと相まってちびっ子達の人気の的となっていました。製作者の方ともお話しさせて頂きましたが、見に来てくれる参加者とのふれあいを楽しみにしていらっしゃる感じがよく伝わってきました。


    恐竜モデル

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P6160805.jpg

 タミヤ1/35 恐竜世界シリーズから。ブラキオサウルス・ティラノサウルス・ベロキラプトル・小型恐竜セットを使用されているようでした。ブラキオサウルス(ブロントサウルス)は左前足の角度とかも変えていたりするのかな?展示台もキットの物を使わずに恐竜たちの配置についても手を加えてあるようでした。

 福井と言えば恐竜。恐竜造形と言えば荒木一成 氏。恐竜博物館 DINO STOREでは氏原型のフクイラプトルの未彩色版も販売しているので、こちらに興味のあるモデラーさんはえちぜん鉄道のきょうりゅう電車に乗って、是非勝山にGOして下さい。

個人的には、今後ももっと盛り上がって欲しいジャンルであります。




以上、第23回 福井プラホビーコンテスト 1日目。6ジャンルについてレポートをさせて頂きました。ジャンルの厚さの違いこそありますが、もれなく多種の作品が拝見出来ることもあってモデラーの垣根を越えて刺激し合えるものがあります。この点、23回目のコンテストでも健在でした。

 

次回は残るジャンルから作品点数の多かったキャラクター物の作品について紹介してみようと思います。

 

    撮影した画像データに付きまして、製作者様本人に限りまして気に入って頂けましたらご自由にお使い下さい。

    掲載に不備等ありましたら、修正させて頂きますのでお気軽にお知らせ頂ければ幸いです。画像の取り下げを希望される場合も対応させて頂きます。




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